KYOTO EXPERIMENT 2017|京都国際舞台芸術祭

2017年10月14日-11月15日

News(ニュース)

2017.05.24

【速報】公式プログラム12作品と関連プログラムの全容を発表しました

本日、記者会見にて、新たな公式プログラム参加アーティストに池田亮司×Eklekto、トリシャ・ブラウン・ダンスカンパニー、ダレル・ジョーンズを加え、公式プログラム12作品と関連プログラムの全容を発表しました。
公演日時などのプログラム詳細およびチケット情報などは7月中旬に発表を予定しています。
前売チケットは8月8日(火)一般発売開始予定。
また、ハイナー・ゲッベルス『Black on White』のみ、6月24日から7月9日に先行販売(限定枚数)を予定しております。
どうぞお楽しみに!

2 人『TOWER (theater)』 2017 Photo by Hideto Maezawa
【公式プログラム】
金氏徹平『Tower (Theater)』 [新作|世界初演]

日程| 10月14日(土)– 15日(日)
会場| ロームシアター京都 サウスホール
料金| 一般 ¥3,000 
    ユース(25歳以下)・学生 ¥2,500 
    高校生以下 ¥1,000
    ペア ¥5,500

※当日券は前売料金+¥500(高校生以下は前売料金と同額)


金氏徹平は、京都を拠点に国内外で作品を発表している彫刻家だが、美術という枠組みを軽々と飛び越えて、さまざまなアーティスト、スペシャリストとのコラボレーションを積極的に展開している。KYOTO EXPERIMENTへは2014年に参加。作品展示を開いた会場で、ミュージシャンらを巻きこんだ4つのパフォーマンスも見せた。
今回、発表される新作は、自身の映像作品『Tower』、彫刻作品『White Discharge』をライブアートとしての舞台表現に進化させたもの。抽象的な建築物・タワーを舞台上に具体的な構造物として立ち上げながら、多彩な領域のクリエイターたちによる制作と行為が繰り広げられる。チェルフィッチュ、マームとジプシーという気鋭の両劇団で活躍する女優の青柳いづみ、さまざまな舞台映像を手がける映像作家の山田晋平をはじめ、小説家の福永信がテキストを手がけるなど、金氏が多くの才能をタワーに召喚して追求するのは、それでもなお彫刻!? 造形とパフォーマンスの混淆を楽しみたい。


スン・シャオシン『Here Is the Message You Asked For... Don't Tell Anyone Else ;-)』 Photo by Chen Jingnian
【公式プログラム(東アジア文化都市2017京都 舞台芸術プログラム)】
スン・シャオシン『Here Is the Message You Asked For... Don't Tell Anyone Else ;-)』  
[日本初演]

日程| 10月20日(金)– 21日(土)
会場| 京都芸術劇場 春秋座(特設客席)
料金| 一般 ¥2,500 
    ユース(25歳以下)・学生 ¥2,000 
    高校生以下 ¥1,000
    ペア ¥4,500

※当日券は前売料金+¥500(高校生以下は前売料金と同額)


中国・北京で活躍するスン・シャオシンは、1986年生まれの気鋭の劇作家、演出家。しかも中国の数々のインディペンデント演劇シーンについての執筆や、また日本の現代演劇を紹介するなど、批評家としての顔を持つ。そんなスンは、2015年に劇団en?(这是怎么回事?怎么变这样?/ What has happened? How does it come to this?)を旗揚げ。昨年、発表した最新作とともにKYOTO EXPERIMENTへの参加が決定した。
本作は、ベッドに寝そべる女の子たちがケータイ片手に過ごす場面から始まる。ライブ配信をはじめたり、コスプレイヤーに着替えたりと彼女たちが好き勝手に振るまう舞台は、PCの画面やアニメの映像も次々と投影されて、徐々に観客席との境界すら曖昧なものになっていく。
作品のタイトル「Here Is the Message…」とは、かつて世界的に拡散したコンピューターウィルス「Melissa」から届くウイルスメールの件名から。徐々に現実を侵食していく、現代社会を表象した話題の舞台である。


パク・ミンヒ『No Longer GAGOK: room5 ↺』
© 박박park park
【公式プログラム(東アジア文化都市2017京都 舞台芸術プログラム)】
パク・ミンヒ『No Longer GAGOK: room5 ↺』 
[日本初演]

日程| 10月20日(金)– 29日(日)[調整中]
会場| 調整中
料金| 一般 ¥2,000 
    ユース(25歳以下)・学生 ¥1,500 
    高校生以下 ¥1,000
    ペア ¥3,500

※当日券は前売料金+¥500(高校生以下は前売料金と同額)


韓国・ソウルを拠点にするパク・ミンヒは、ユネスコの無形文化遺産にも登録されている伝統的唱和法「ガゴク(歌曲)」を習得した歌い手。映像作家やパフォーマーらとともに、박박parkparkというユニットを結成して活動を続けている。18世紀、宮廷音楽として確立されたガゴクは、エレガントな叙情歌として現代にまで伝わるが、制度や慣習的な制約も少なくない。
「もはやガゴクではない」と題された本作では、観客は小さな部屋を巡りながら、それぞれの小空間でガゴクのパフォーマンスを間近に鑑賞することになる。パフォーマーと観客を1対1の水平な関係に置いた上で、全体の時間の流れをコントロールして、歌と身ぶりで空間に新たな表現を浮かび上がらせる。伝統文化を現代社会にいかに呼び覚ますか。そう、これはもうガゴクではない。


田中奈緒子『Unverinnerlicht - 内在しない光』 © Henryk Weiffenbach
【公式プログラム】
田中奈緒子『Unverinnerlicht - 内在しない光』 
[日本初演]

日程| 10月20日(金)– 22日(日)
会場| ロームシアター京都 ノースホール
料金| 一般 ¥3,000 
    ユース(25歳以下)・学生 ¥2,500 
    高校生以下 ¥1,000
    ペア ¥5,500

※当日券は前売料金+¥500(高校生以下は前売料金と同額)


造形美術と舞台芸術それぞれの垣根を超えながら、すでに15年以上ドイツで活動している田中奈緒子。ドイツのオヴァルやフランスのコリーンといった、奇才ともいうべきマルチな音楽家達とのコラボレーションなど、ユニークな立ち位置で作品を発表している。2011年からは、作家自らの手で造形されたオブジェによって空間を緻密に組み上げ、大小さまざまな照明をコントロールすることで生まれる光と影という素材が、巨大な幻想世界を作り出す“インスタレーション・パフォーマンス”「影の三部作」を展開。その第2部となる『Absolute Helligkeit(絶対光度/絶対等級)』は、国内では「大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ2015」において発表され賞賛を集めたが、さらにその知覚体験を突きつめた三部作の最終章を日本初演として上演する。
光と影というシンプルな物理現象をさまざまに操作しながら、幻想的とも思弁的ともいえる世界を生み出す田中による「影の三部作」の集大成。その舞台からどのような風景を、どんな物語を、どのような瞬間を導き出すだろうか。


池田亮司×Eklekto『music for percussion』 © Raphaëlle Mueller
【公式プログラム】
池田亮司×Eklekto『music for percussion』 
[日本初演]

日程| 10月24日(火)
会場| ロームシアター京都 サウスホール
料金| 一般 ¥3,500 
    ユース(25歳以下)・学生 ¥3,000 
    高校生以下 ¥1,000
    ペア ¥6,500

※当日券は前売料金+¥500(高校生以下は前売料金と同額)


世界中でその作品が待望されている池田亮司は、KYOTO EXPERIMENTにも過去に3度登場、いずれも観客に圧倒的な体験を与えてきた。昨年秋は過去約15年分のコンサートピースを一挙に上演、さらに屋外での巨大なオーディオビジュアル・インスタレーションを展開し、池田の総集編ともいえる視聴覚体験が観衆にもたらされた。
人間の可聴域を越えた領域をも扱う電子音や、人間のスケール認識を狂わせる巨大なインスタレーションといった形態をとる池田の作品にとって、デジタルは不可欠な要素に見えていたが、4人のパーカッション奏者による卓越した生演奏のために作曲された、“完全アコースティック”なコンサートを今回遂に披露する。
スイス・ジュネーヴの打楽器アンサンブル「Eklekto」によって、「La Bâtie Festival de Genève」で世界初上演された本作は、クラップやシンバル、トライアングルなどを用い、スタイルや構成を変化させながら紡ぎ出される4つの楽曲から構成される。純粋な楽器を素材としながら、これまでの池田作品にも通ずるミニマムな音響世界を体現する作品。池田亮司の飽くなき音響と知覚への探求は、明らかに新しい段階へと踏み出した。


ハイナー・ゲッベルス×アンサンブル・モデルン 『Black on White』 © Christian Schafferer
【公式プログラム】
ハイナー・ゲッベルス×アンサンブル・モデルン 『Black on White』 
[日本初演]

日程| 10月27日(金)– 28日(土)
会場| 京都芸術劇場 春秋座
料金| 一般 ¥5,000 
    ユース(25歳以下)・学生 ¥3,000 
    高校生以下 ¥1,000
    ペア ¥9,500

※当日券は前売料金+¥500(高校生以下は前売料金と同額)

[先行販売(限定枚数)]6月24日〜7月9日 販売予定

ドイツを拠点に80年代から活躍する現代音楽家ハイナー・ゲッべルスが、ついにKYOTO EXPERIMENTに登場する。各地の国際フェスティバルでも上演されてきた音楽劇『Black on White』は、世界トップレベルの室内合奏団「アンサンブル・モデルン」のために書き下ろした作品。楽団員がパフォーマーともなって、現代音楽、ジャズ、黒人音楽、礼拝音楽といった多彩な楽曲を次々と演奏する中、大太鼓にテニスボール、フルートにあわせたやかんの音、朗読音源など、楽器演奏だけにとどまらないあれこれの音が入り混じっていく。
ゲッべルスといえば、大規模なオーケストレーションの大作、コンサート作品などの他、アバンギャルドなロックバンド「カシーバー」での活動を思い起こす人もいるかもしれないが、彼が取り組んできた“音楽劇”は、あくまでも劇場作品。さまざまな様式の音楽、歌、声、音源をポリフォニックにも響かせながら、動きと演出を加えて空間が構築されている。
なお、劇中ではハイナー・ミュラーがエドガー・アラン・ポーの小説「影」を読み上げる声が幾度となく挿入される。東ドイツの重要な劇作家、ミュラーの演劇作品で音楽を担当してきたゲッベルスからの、ユーモアあるレクイエムのようにも聞こえてくる。


村川拓也『国家 - 韓国編』 2016 Photo by EEmin
【公式プログラム】
村川拓也 『タイトル未定』 
[新作|世界初演]

日程| 10月27日(金)– 29日(日)
会場| 京都府立府民ホール“アルティ”
料金| 一般 ¥2,500 
    ユース(25歳以下)・学生 ¥2,000 
    高校生以下 ¥1,000
    ペア ¥4,500

※当日券は前売料金+¥500(高校生以下は前売料金と同額)


ドキュメンタリーや偶然性をもひとつの素材として、自身の作品に採り入れている演出家・映像作家の村川拓也。出演者に舞台上での振る舞いを指示した手紙を事前に送り、公演当日は彼らが劇場に来るのかどうかわからないという、出演者未定の作品『エヴェレットゴーストラインズ』は、2014年のKYOTO EXPERIMENTで上演。実際、出演者が現れず、無人の舞台を観客が注視するような時間も生まれ、その不確定性さえも緻密に折りこんだ作品で話題を呼んだ。
2016~17年に上演した『Fools speak while wise men listen』は、今回の新作へのステップと位置づけられる作品で、日本人と中国人の対話する様子を、役者や演出を替えながら反復するという内容。ささやかな演出やトーンの違いから、ふたりの無自覚な偏見や差別的な関係性をあぶり出すとともに、役者が役を演じ、決まったセリフを繰り返す演劇の構造そのものも意識に上らせた。村川は現在、中国と韓国でのリサーチを重ねて、日本・中国・韓国3か国で耳にした会話や風景を拾い集めるなど、今回の新作に向け構想を練っている。


トリシャ・ブラウン・ダンスカンパニー『Trisha Brown: In Plain Site』 2016 京都国立近代美術館 Photo by Yuki Moriya
【公式プログラム】
トリシャ・ブラウン・ダンスカンパニー 

日程| 11月1日(水)– 2日(木)
会場| 京都府立文化芸術会館
料金| 一般 ¥4,000 
    ユース(25歳以下)・学生 ¥3,000 
    高校生以下 ¥1,000
    ペア ¥7,500

※当日券は前売料金+¥500(高校生以下は前売料金と同額)


今年の3月、振付家のトリシャ・ブラウンが80歳で逝去したというニュースは世界を駆け巡った。1960年代のニューヨークで本格的に活動を始め、従来のシアター概念を覆す様々な実験的作品を発表、ジョン・ケージやロバート・ラウシェンバーグなど数多くのアーティストたちとのコラボレーション、さらにオペラ座バレエ団にレパートリーを振り付けるなど、生涯にわたって留まることなく現代におけるダンス表現を牽引し続けてきた存在。2016年春のKYOTO EXPERIMENTでは、トリシャ・ブラウンの初期作品群が京都国立近代美術館において上演されたが、3日間の前売チケットは早々に完売となった。
最後までパイオニアであり続けたブラウンが遺した作品と思想をどう次代に受け継いでいけるか。今回の再招聘は、彼女をしのぶとともに、ダンスの継承を考える絶好の機会となるだろう。


Photo by Yudai Kamisato
【公式プログラム】
神里雄大/岡崎藝術座
『バルパライソの長い坂をくだる話』

[新作|世界初演] 

日程| 11月3日(金)– 5日(日)
会場| 京都芸術センター 講堂
料金| 一般 ¥2,500 
    ユース(25歳以下)・学生 ¥2,000 
    高校生以下 ¥1,000
    ペア ¥4,500

※当日券は前売料金+¥500(高校生以下は前売料金と同額)


岡崎藝術座を主宰する神里雄大は、ペルー共和国に生まれ神奈川・川崎で育ったという自身のアイデンティティに向きあいながら、政治や社会状況を取りこんだ作品を発表している。
2015年の『+51 アビアシオン, サンボルハ』では、沖縄からペルー移民となった曾祖父母・祖父母の足跡をたどりながら、戦前メキシコに亡命し、「メキシコ演劇の父」と呼ばれた佐野碩(サノセキ)も召喚、土地に流れ着いた人々の声を反映した演劇を立ち上げた。そのテーマをさらに発展させた最新作『イスラ! イスラ! イスラ!』では、高知、小笠原諸島などでの取材をもとに、架空の島々が外部から持ち込まれる様々な文化・言語・政治などにより変貌していく様を描き、注目を集めた。
今回の世界初演となる新作は、昨年10月からアルゼンチン・ブエノスアイレスに滞在している神里がその体験をもとに戯曲を執筆。現地で出演者を見出し、スペイン語での上演を行う予定である。近年の、各地での取材をもとに創作するスタイルを引き継ぐ本作は、アルゼンチンを始めラテンアメリカ各国を歩いて集めたエピソードが反映されるものになるだろう。
ヨーロッパなど海外での招聘公演が増えている神里は、先の『+51 アビアシオン, サンボルハ』で3度目となる岸田國士戯曲賞ノミネートも果たすなど、自身の劇言語を確立、文芸誌『新潮』に戯曲が掲載されるなど、文学界からの注目も集めている。移民や労働者に目を向けながら、ドライブ感のある戯曲を創作してきた神里が、異国の地、異国の言葉に身を浸しながら掴みとる新たな地平に期待が高まる。


マルセロ・エヴェリン/Demolition Incorporada『Dança Doente(病める舞)』 Photo by Mauricio Pokemon
【公式プログラム】
マルセロ・エヴェリン/Demolition Incorporada『Dança Doente(病める舞)』
[日本初演] 

日程| 11月3日(金)– 4日(土)
会場| ロームシアター京都 サウスホール
料金| 一般 ¥3,500 
    ユース(25歳以下)・学生 ¥3,000 
    高校生以下 ¥1,000
    ペア ¥6,500

※当日券は前売料金+¥500(高校生以下は前売料金と同額)


ほぼ全裸のパフォーマーが輪になって走り続ける『マタドウロ(屠場)』、全身を漆黒に染めたダンサーがひと塊になって観客の間を蠢きまわる『突然どこもかしこも黒山の人だかりとなる』。ブラジルの鬼才マルセロ・エヴェリンは、過去2回KYOTO EXPERIMENTで作品を発表しているが、いずれも客席と舞台が混然一体となった場の中で、観客を興奮と困惑のはざ間へと連れ出してくれた。
そんなエヴェリンが次に目をつけたのが日本の舞踏。舞踏を生んだ土方巽とその残された著作『病める舞姫』を手がかりに、日本で数々の舞踏家や研究者と接触を重ね制作を深めてきた。約30年にわたって活動してきたエヴェリンの身体やダンスへの問いかけが引き寄せた土方巽のラディカルな思想。その思想で掲げられる、疎外され消耗した「衰弱体」に対して、野生と生命に満ちた作品を送り出してきたエヴェリンがどのように向き合うのか。
安寧なる日常、そしてコンテンポラリーダンスを激しく揺り起こす作品となることだろう。


ダレル・ジョーンズ『Hoo-Ha (for your eyes only)! 』 Photo by William Frederking
【公式プログラム】
ダレル・ジョーンズ『タイトル未定』 
[新作|世界初演]

日程| 11月3日(金)– 5日(日)
会場| ロームシアター京都 ノースホール
料金| 一般 ¥3,000 
    ユース(25歳以下)・学生 ¥2,500 
    高校生以下 ¥1,000
    ペア ¥5,500

※当日券は前売料金+¥500(高校生以下は前売料金と同額)


2014年からKYOTO EXPERIMENTが参加する、日米の舞台芸術ネットワークの構築を目指す「US-Japan Connection」では、日米のダンサーが同じ制作スペースを共有しながら制作を進め、互いのプロセスに意見交換を行い、それぞれの作品を深めるというやり方でのダンサー同士のコラボレーションを企画。このプログラムにアメリカから参加したダンサー、ダレル・ジョーンズによる新作を発表する。
ゲイ・クラブで広まったヴォーギングからインスパイアされたダンスを見せるダレルは、自身のアイデンティティを掘り下げながら、振付家、ダンサーとして活躍。ステレオタイプなセクシャリティとその抑圧を踏み台としながら、独自の身体表現を生み出している。2人のダンサー、デーモン・グリーン、J.スン・ハワードと、DJジャスティン・ミチェルを引き連れ、日本での滞在制作で練りあげた作品が京都で世界初演となる。


researchlight『何もある』 プロジェクト展開イメージ
【公式プログラム】
researchlight『何もある』 

日程| 10月14日(土)– 11月5日(日)
会場| 京都市内各所
料金| 無料

デザイナーと建築家を中心としたリサーチプロジェクトがつくりだす公共空間/オープンな実験場は、KYOTO EXPERIMENTに欠かせない風景となっている。昨年春と秋のKYOTO EXPERIMENTでは、岡崎公園に隣接するロームシアター京都の中庭ローム・スクエアに、街を支えるインフラや遺構、街をとりまく自然を再構成して、観客が実際に体感できる場を生み出した。
そんなresearchlightが今回、目をつけたのは、地図が取りこぼしている街の風景。多くの観光客がさまざまな地図を頼りに京都市中を行き来しているが、地図にない情報は認識すらされないまま通過されるばかり。そうした場所にデザインした看板を設置するという試みだ。
プロジェクトを手がけるのは、KYOTO EXPERIMENTのアートディレクションを担当するデザインチームUMA/design farm、建築ユニットのdot architectsを中心にしたチーム。新たな京都の風景を可視化して、KYOTO EXPERIMENTから街にささやかな違和を呼び起こす。


Courtesy of Yamaguchi Center for Arts and Media [YCAM]
【東アジア文化都市2017京都 交流プログラム】
山口情報芸術センター[YCAM]「RAM CAMP in Kyoto 2017」 

公開プレゼンテーション
日程| 10月29日(日)
会場| ロームシアター京都 ノースホール
料金| ¥500

メディア・テクノロジーを応用した新たな表現の創造拠点として名高い山口情報芸術センター[YCAM]と連携し、2010年からYCAMが取り組んでいる、テクノロジーを通じてダンスを生み出す研究開発プロジェクト「Reactor for Awareness in Motion(略称:RAM)」の集中ワークショップを京都にて開催します。
日本・中国・韓国の三カ国から募ったダンサー/振付家とプログラマーが京都で出会い、異なる専門分野を理解し合いながらコラボレーションを行うことで、新しい表現をともに模索します。ワークショップ最終日には、各国から募ったダンサー/振付家とプログラマーにより、一般公開のプレゼンテーションを行います。


Photo by Chime Dolkar
【子ども向け企画】
ダレン・オドネル/ママリアン・ダイビング・リフレックス「The Children’s Choice Awards」 

「The Children’s Choice Awards」授賞式
日程| 11月5日(日)
会場| ロームシアター京都 サウスホール
料金| 無料

地元の小学生がフェスティバルの公式審査員をつとめるプログラム。子どもたちは、自分たちの目でフェスティバルの公演を見て、自分たちでオリジナルの賞を生みだし、ノミネート作品を決め、トロフィーを手づくりします。会期中は、レッドカーペットを通って颯爽と会場にあらわれる子ども審査員たちに出会えるかもしれません。フェスティバルの最終日に開催される授賞式では、一般の観客を迎え、子どもたち自身がアーティストに直接トロフィーを授与するプレゼンターをつとめます。
企画及びナビゲーションを行うのは、ダレン・オドネルが設立し、カナダを拠点に活動するママリアン・ダイビング・リフレックス。彼らは芸術の社会的な役割を強く意識し、「人々は互いにどのように関わり合えるか」をテーマに、世界各国の都市やフェスティバルで遊び心にあふれた参加型プロジェクトを実現しています。
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