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京都国際舞台芸術祭 2017

FEATURES:Report

自転車部2017「徒歩+公共交通機関はしごツアー」レポート

KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭2017のテーマは、《内なる他者との出会い》。
同時代に生きるアーティストの作品を複数鑑賞することで、そのテーマをより体感し考えていただきたいと考えています。
そこで「はしご観劇」を発信するために立ち上がったのが、KYOTO EXPERIMENT自転車部。はしご観劇とはその名の通り、一日に演目をいくつも見る観劇の仕方です。

地下鉄やバスがたくさん走り、道も碁盤目状になっていて徒歩で観光しやすいのも京都の魅力!
自転車部ではありますが、徒歩でめぐるコースもご紹介します。

今回想定したコースは、10月28日(土)の2公演。
15:00− 京都芸術劇場 春秋座にてハイナー・ゲッベルス×アンサンブル・モデルン『Black on White』
19:00− 京都府立府民ホール“アルティ”にて村川拓也『インディペンデント リビング』

>>> 公演カレンダーPDF(ダウンロード
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出町柳駅から京都芸術劇場 春秋座へ

秋も深まりつつある9月下旬、自転車部一行は叡山電鉄「出町柳駅」に集合。秋の京都って本当に素敵ですよね。出町柳駅から乗車後わずか3分で「茶山駅」に、その後徒歩約10分で京都芸術劇場 春秋座のある京都造形芸大学に到着です。しかしそこには思いもよらない試練が…。
写真でお分かり頂けると思いますが、何ですかこの階段は!! 立派すぎるし巨大すぎる!「えぇ~!これ登るのぉぉ?(><)」と驚いてしまいますが、ご安心を。巨大階段わきの少し奥まった通路にエレベーターがあるじゃない! R階で降りピロティを進むと「京都芸術劇場 春秋座」に到着です。

京都造形芸大学の大階段と劇場の前で

(上)BRETH KUAD (下)Verdi

春秋座のすぐ隣には、「BRETH KUAD」というカフェがあり、白を基調とした佇まいがまるでデザイナーズカフェのよう。さらに素晴らしいことに学食価格!開演までの時間を過ごすのにぴったりです。
また、エレベーター近くのカフェ「Verdi(ヴェルディ)」は天井が高くて照明が素敵。豊富なランチメニュー、ケーキセットなどもあります。
見てください、この学食の域を超越したお洒落ランチを!
向かいの通りにもパン屋さんやカフェがあり、どこも非常に洗練された落ち着けるお店ばかりでした。観劇前にお腹を満たすもよし、観劇後に感動を語らうもよしですね。(文:山口)

観劇の合間に、一乗寺エリアを散策

次の演目までの時間、何をしよう?とお悩みの方にお勧めなのが、一乗寺エリアのお散歩。春秋座の最寄り駅、茶山の一駅先が「一乗寺駅」です。せっかくだから、ちょっとツウな京都を味わってみませんか。
京都造形芸術大学を後にして、白川通を北へ10分ほど。曼珠院道を左に曲がってすこし歩いたところに「648471(むしやしない)」というケーキ屋さんがあります。ここでは豆乳を使ったスイーツが楽しめます。カフェも併設されているので、休憩におすすめです。
休憩で公演の興奮が落ち着いたら、散歩の続きを。駅のほうへ歩くと、線路の手前に「若菜屋」があります。栗を使った和菓子が特においしい!お土産用に買って帰るもよし、帰宅後の楽しみにするのもよし…こういった何気ない風景に和菓子屋さんが並んでいるのも、京都ならでは。

(上)648471(むしやしない) (下)若菜屋

(上)恵文社一乗寺店 (下)ぱんのちはれ

さて、もう駅についてしまいましたが少しだけ寄り道をしましょう。線路を超えて5分ほど歩いたところに、「恵文社一乗寺店」があります。本屋ですが、雑貨や文具など様々なものが置いてあります。大手の本屋さんではあまり見ないような出版数の少ない本の取り扱いも多く、本の配置までこだわられているので、時間を忘れて本の世界に没頭できることうけあいです!
駅に戻る途中にあるおしゃれなパン屋さん「ぱんのちはれ」。「一乗寺秋まつり2017」[10/27(金)~10/29(日)]ではスタンプラリーを開催していて、周辺店舗でスタンプを10個集めると、「ぱんのちはれ」のおいしいパンのセットがもらえるんだとか。ぜひ挑戦してみてくださいね。(文:稲葉)

出町柳エリアおすすめテイクアウトのお店

小腹が減っては戦(観劇)はできぬ!?ので、テイクアウト可能なオススメのお店をご紹介していきます。
出町柳駅から川端通を南に少し歩いた所に「古都香」というみたらし団子屋さんがあります。近江米を使ったみたらし団子が1本からテイクアウトできるので、食べながら鴨川散策をしてもいいでしょう。
川端通の横断歩道を渡ると、高野川と鴨川が合流する鴨川デルタが見えます。最近では映画やアニメなどで多くの人に知られ、観光客も多いですが、昔から地元住民の憩いの場です。川縁から飛び石が配置されているので、ちょっとしたスリルと運動がてらに川を渡ってみても面白いかも。

(上)古都香 (下)鴨川デルタ

(上)出町桝形商店街 (下)ドーナツ屋きんぞう

鴨川を渡って少し西へ進むと、南北に走る河原町通に出ます。出町桝形商店街(でまちますがたしょうてんがい)の入口すぐにある和菓子屋「おた福屋」は、地元の人たちの普段使いの和菓子屋さんでオススメです。
洋菓子なら「ドーナツ屋きんぞう」の豆乳ドーナツはいかがでしょう?自家製豆乳と国産小麦、てん菜糖使用の自然派手作りドーナツのお店です。
もう少ししっかり食べたい!と言う方なら、真向かいのお惣菜店「手作り総菜てんぐ」でお弁当を。京都で普段食しているお惣菜=おばんざいが多数あるので、海外からの人はもちろん京都府外から来た人も、京都の地元飯が味わえますよ。天気がよければ、鴨川べりで食べても良いかも。(時々、上空からトンビが食べ物をかっさらう恐れがあるので要注意!)(文:渡部)

京都御苑を通って京都府立府民ホール”アルティ”へ

河原町通りと今出川通りの交差点から西へ進むと、左手に石垣とこんもりとした木々に囲まれた区域が現れますが、ここが御所のある京都御苑です。今回のツアーではこの中を通りぬけるルートで行ってみました。四方から自由に出入りできるため、散策しながら移動できてオススメです。現在は国民公園になっていて、綺麗に整備されています。
ベンチもあるので休憩もできるスポットです。自然の空気を感じることができて、とても気持ちがいいですよ。京都御苑の中央北部には、京都御所があり、南北朝の時代から明治までの500年以上にわたって歴代の天皇の住まいだった場所です。通年公開(事前申し込み不要)されており、清所門から入退場が可能ですので、京都御所の散策をしてみるのも良いかもしれませんね。ただし10月から2月の開館時間は9:00~16:00(入場は15:20まで)で、今回のモデルコースだと公演の合間には見学できないのでお気をつけて!

中立売御門から烏丸通に出ると、右前方に京都府立府民ホール“アルティ”が見えてきます。まもなく会場に到着です!
会場に入ると、右手にカフェを見つけました。カフェテラス ALTI です。コーヒーやランチなどを楽しむことができ、時間があるときにちょうど良いですね。営業時間は10:00〜17:00、夜公演のある日は公演終了までとなっています。

ここで、今回のツアー終了です。おつかれさまでした!お散歩しながら京都の自然や歴史、おいしい食べ物を堪能できるのが、この「徒歩+公共交通機関はしごツアー」の魅力。ぜひ、はしごでの観劇を楽しんでください!(文:辻)

(上)烏丸通りに出ました! (下)アルティに到着!

記事内で紹介した店舗情報
【Verdi(ヴェルディ)】
Tel. 075-746-4310/8:30~21:00/定休日:火曜日

【648471(むしやしない)】
Tel. 075-723-8364/10:30~19:30/定休日:月曜日(祝日の際は営業、翌日定休日)

【若菜屋】
Tel. 075-722-6880/9:00~20:00

【恵文社一条寺店】
Tel. 075-711-5919/10:00~21:00/年中無休(元日を除く)

【ぱんのちはれ】
Tel. 075-703-6710/10:00~19:00/定休日:水曜日

【古都香】
Tel. 075-712-1939/10:30~18:00/定休日:火曜日、第2水曜日、第4水曜日

【おた福屋】
Tel. 075-231-9267/10:00~17:30/定休日:第3日曜日

【ドーナツ屋きんぞう】
Tel. 075-255-9220/10:00~19:00/定休日:火曜日

【てんぐ】
Tel 075-221-3110/10:00~19:30/定休日:火曜日

*お店の情報は2017年9月30日のものです。営業時間などの詳細は各店にお問合せください。

自転車部2017
写真・構成:西村藍(KYOTO EXPERIMENTインターン)
取材・文章:稲葉 季詩子、辻 祐里、山口 好美、渡部 充博(KYOTO EXPERIMENTサポートスタッフ)

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