フリンジ

杉原邦生

フリンジ「PLAYdom↗」

フリンジ「PLAYdom↗︎」 ぐうたららばい『観光裸(かんこーら)』 元・立誠小学校 音楽室 撮影:金子愛帆

フリンジ“PLAYdom↗”(プレイダム)

KYOTO EXPERIMENT 2012では、今年もフリンジ・パフォーマンス企画として、元・立誠小学校を会場に3週間にわたって新進気鋭の若手アーティストたちの作品を連続上演します。演出家・杉原邦生のコンセプトのもと、今回は「そら」をテーマに2つの劇場空間が出現。音楽室は床面が「空」の絵で覆われ、講堂はKUNIO10『更地』の舞台空間がそのまま引き継がれます。それぞれの空間にアーティストたちが「FREEDOM=自由」な発想で挑む多彩な「PLAY」をお見逃しなく!

もっと↗︎もっと↗︎遊ぶ
僕は〈自由〉っていう言葉がよく分かんないなーと思うことがあります。〈自由〉は常に〈不自由〉という言葉の上にしか存在できないんじゃないかと思うからです。例えば、とある部屋で「自由に過ごしてください」と言われても、部屋という限られた空間の中でそこにあるものでしか時間を過ごすことができない。つまり、〈自由〉ってものは、サイコーに〈不自由〉な状態のことを言うんじゃないかと、ふと思うんです。僕は、劇場という場所はサイコーの〈遊び場〉だと言い続けてきました。そして、その遊び場でマジにガチで〈遊ぶこと=PLAYすること〉が《演劇》だと言い続けてきましたし、その考えはいまも変わりません。でも不意に、もっと〈自由〉に遊びたい!と思うことがあります。もっともっと自由に〈PLAY=演劇〉したい!!
だから、今回はいままでよりもっと〈不自由〉な遊び場をつくりたいと思いました。元・立誠小学校に出現する「そら」をテーマにした2つの空間は、どちらもアーティストにとって非常に扱いづらい空間になるのではないかと思います(笑)。でも、そこから、新たな〈自由〉が生まれるはず、そう僕は確信しています。
さぁ、みなさん、準備は良いですか? あとはこの〈遊び場〉に来てくださるお客様と一緒に、HAPPY♥でFREEDOMな時間を過ごせれば、それこそが僕の思う《演劇》の真髄、僕が願う〈劇場〉の姿です。テンション上げまくって↗遊びに来てください!!!!!
【PLAYdom↗】コンセプト 杉原邦生

プログラム

劇団競泳水着『リリィ』 9月28日(金)-30日(日) 元・立誠小学校 音楽室
ナカゴー 特別劇場vol.8『鳥山ふさ子とベネディクトたち』 10月2日(火)-5日(金) 元・立誠小学校 音楽室
ロロ『LOVE02』 10月5日(金)-9日(火) 元・立誠小学校 講堂
ニッポンの河川『大地をつかむ両足と物語』 10月6日(土)-10日(水) 元・立誠小学校 音楽室
男肉 du Soleil 大長編『団長のビバリーヒルズコップ』 10月11日(木)-13日(土) 元・立誠小学校 講堂
アマヤドリ(ひょっとこ乱舞改め)『幸せはいつも小さくて東京はそれよりも大きい』 10月13日(土)-16日(火) 元・立誠小学校 音楽室
ぐうたららばい『観光裸(かんこーら)』 10月18日(木)-21日(日) 元・立誠小学校 音楽室
Baobab 二都市フェスティバルツアー『~飛来・着陸・オードブル~』 10月19日(金)-21日(日) 元・立誠小学校 講堂

フリンジ「PLAYdom↗︎」 ぐうたららばい『観光裸(かんこーら)』 元・立誠小学校 音楽室 撮影:金子愛帆 フリンジ「PLAYdom↗︎」 ぐうたららばい『観光裸(かんこーら)』 元・立誠小学校 音楽室 撮影:金子愛帆 フリンジ「PLAYdom↗︎」 Baobab 二都市フェスティバルツアー『~飛来・着陸・オードブル~』 元・立誠小学校 講堂 撮影:竹宮華美 フリンジ「PLAYdom↗︎」 Baobab 二都市フェスティバルツアー『~飛来・着陸・オードブル~』 元・立誠小学校 講堂 撮影:竹宮華美 フリンジ「PLAYdom↗︎」 アマヤドリ『幸せはいつも小さくて東京はそれよりも大きい』 元・立誠小学校 音楽室 フリンジ「PLAYdom↗︎」 アマヤドリ『幸せはいつも小さくて東京はそれよりも大きい』 元・立誠小学校 音楽室 フリンジ「PLAYdom↗︎」 劇団競泳水着『リリィ』 元・立誠小学校 音楽室 撮影:清水俊洋 フリンジ「PLAYdom↗︎」 劇団競泳水着『リリィ』 元・立誠小学校 音楽室 撮影:清水俊洋 フリンジ「PLAYdom↗︎」 男肉 du Soleil 大長編『団長のビバリーヒルズコップ』 元・立誠小学校 講堂 フリンジ「PLAYdom↗︎」 男肉 du Soleil 大長編『団長のビバリーヒルズコップ』 元・立誠小学校 講堂
YEAR
2012
DATES
9.28(金)-10.21(日)
VENUE
元・立誠小学校
CATEGORY

杉原邦生
Kunio Sugihara

演出家、舞台美術家。1982年東京都出身。神奈川県茅ケ崎育ち。EXILEファンクラブ“EX FAMILY”会員。京都造形芸術大学映像・舞台芸術学科第2期卒業生。同学科在籍中より、演出・舞台美術を中心に活動。特定の団体に縛られず、さまざまなユニット、プロジェクトでの演出活動を行っている。人を喰ったような生意気さとポップなバランス感覚を兼ね備えた演出が特長。2003年6月teuto vol.2『アドア』で初演出。2004年、自身が様々な作品を演出する場として、プロデュース公演カンパニー“KUNIO”を立ち上げる。これまでに04年6月KUNIO01『ペリカン家の人々』(作:ラディゲ)、06年12月KUNIO02『ニッポン・ウォーズ』(作:川村毅)などを上演。2010年9月には、初めて自身が構成から手掛けた新作公演KUNIO07『文化祭』が好評を得た。2008年、伊丹市立演劇ホールAI・HALLとの共同製作事業“Take a chance project”アーティストに選出され、同年2月KUNIO03『椅子』(作:ウージェーヌ・イヨネスコ)、2009年1月KUNIO05『迷路』(作:フェルナンド・アラバール)、2011年1月M☆3『こいのいたみ~come on! ITAMI~』(作:ブルーバード)を上演した。歌舞伎演目上演の新たなカタチを模索するカンパニー“木ノ下歌舞伎”には、2006年5月『yotsuya-kaidan』(作:鶴屋南北)の演出をきっかけに企画にも参加。これまでに4作品を演出。2009年9月KUNIO06『エンジェルス・イン・アメリカ-第1部 至福千年紀が近づく』で京都芸術センター「舞台芸術賞2009」佳作受賞。そのほか主な演出作品に、2009年4・5月キレなかった14才♥りたーんず『14歳の国』(作:宮沢章夫)、2009年11月teutoダンス公演『ソーグー』、2010年5月木ノ下歌舞伎『勧進帳』など。また、こまばアゴラ劇場が主催する舞台芸術フェスティバル<サミット>ディレクターに「冬のサミット2008」より2年間就任、2010年10-11月KYOTO EXPERIMENTフリンジ“HAPPLAY♥”のコンセプトを務めるなど、持ち前の「お祭好き」精神で活動の幅を広げている。