公式プログラム

リア・ロドリゲス

POROROCA

リア・ロドリゲス『POROROCA』 京都府立府民ホール“アルティ” 撮影:阿部綾子

世界が注視するブラジルのパフォーミング・アーツ界から、社会のリアリティを見つめる振付家の野心作が日本初演!

リア・ロドリゲスはカンパニーの本拠地をリオデジャネイロの大規模な貧民街のひとつ「マレ・ファベーラ」に移設、自らの手で物件を改装しスタジオを構えた。ワークショップなどを通じてそこに暮らす人々と関わり、カンパニーのダンサーとして加わった若者もいる。また、1992年にはリオデジャネイロのダンス・フェスティバルPanoramaを創設。2005年まで芸術監督を務めるなど、ブラジルのパフォーミング・アーツを牽引する存在として知られている。

そんなブラジル社会のるつぼに身を置くリア・ロドリゲスが、自身のカンパニーを率いて日本に初登場する。
上演される『POROROCA(ポロロッカ)』は、2009年にパリで初演されて以来、ブリュッセル、モントリオールと世界各国のフェスティバルで上演されてきた話題の作品。猥雑な日常からそのまま飛び出してきたようなダンサー達が舞台に現れて、個々のポテンシャルを爆発。豊穣な身体性を解き放ちながら、集合と離散を繰り返して、より大きなエネルギーの塊へと変わっていく。

「POROROCA」とは、大潮によって海の水がアマゾン川に大量に逆流する現象を表すことば。その奔流のイメージには、ブラジルの置かれた社会状況や政治的、歴史的背景が幾重にも織りこまれている。さまざまな解釈へと開かれた舞台を通して、観客は目の覚めるような体験をすることになるだろう。

なお2011年、KYOTO EXPERIMENTとPanoramaは提携関係をむすび、ブラジルの重要なアーティストたちが、相次いで京都で作品を発表している。今やコンテンポラリーダンス揺籃の地となったブラジルと京都のネットワークから、かつてないクリエティブの萌芽が見られるに違いない。

リア・ロドリゲス『POROROCA』 京都府立府民ホール“アルティ” 撮影:阿部綾子 リア・ロドリゲス『POROROCA』 京都府立府民ホール“アルティ” 撮影:阿部綾子 リア・ロドリゲス『POROROCA』 京都府立府民ホール“アルティ” 撮影:阿部綾子 リア・ロドリゲス『POROROCA』 京都府立府民ホール“アルティ” 撮影:阿部綾子 リア・ロドリゲス『POROROCA』 京都府立府民ホール“アルティ” 撮影:阿部綾子 リア・ロドリゲス『POROROCA』 京都府立府民ホール“アルティ” 撮影:阿部綾子 リア・ロドリゲス『POROROCA』 京都府立府民ホール“アルティ” 撮影:阿部綾子 リア・ロドリゲス『POROROCA』 京都府立府民ホール“アルティ” 撮影:阿部綾子 リア・ロドリゲス『POROROCA』 京都府立府民ホール“アルティ” 撮影:阿部綾子 リア・ロドリゲス『POROROCA』 京都府立府民ホール“アルティ” 撮影:阿部綾子 リア・ロドリゲス『POROROCA』 京都府立府民ホール“アルティ” 撮影:阿部綾子
YEAR
2012
DATES
10.7(日)- 8(月・祝)
VENUE
京都府立府民ホール
“アルティ”
DURATION
60
CITY
リオデジャネイロ、ブラジル
CATEGORY

リア・ロドリゲス
Lia Rodrigues

出身地であるサンパウロでクラシックバレエを学ぶ。1977年にGroupo Andancaを結成。1980年から1982年にフランスに滞在し、マギー・マリンのカンパニーに所属。その後、ブラジルに戻り、リオデジャネイロに移り住み、リア・ロドリゲスダンス・カンパニーを設立。彼女の振付は、ブラジル内外で様々な賞を受賞している。1992年には、毎年1回開催されるダンスフェスティバル Panorama を立ち上げ、2005年まで指揮を取る。2005年には、カンパニーと共に、リオデジャネイロに多く存在する貧民街のひとつであるマレに移住。アーティストが制作活動を行える施設を立ち上げ、『Les Fables à la Fontaine』(2004/2005)、『Incarnat』(2005) 、『Hymnen』(2007)を含む自らの作品だけでなく、他のアーティストによる作品も定期的に上演している。2007年以降、もうひとつの貧民街であるノバホランダにも新たなアートセンターを建設している。フランス政府より、芸術文化勲章シュヴァリエを授与されている。

創作リア・ロドリゲス
振付アシスタントJamil Cardoso
ドラマトゥルクSilvia Soter
照明デザインNicolas Boudier
衣装João Saldanha, Marcelo Braga
クリエーションサポートThéâtre Jean-Vilar, soutenu par le Conseil régional d’Ile-de-France au titre de la permanence artistique et labellisé « França.Br 2009 » l’Année de la France au Brésil.
共同製作Théâtre Jean Vilar de Vitry-sur-Seine, Théâtre de la Ville et le Festival d’Automne à Paris,

Centre National de danse contemporaine d’Angers et KUNSTENFESTIVALDESARTS, Bruxelles. Avec le partenariat de REDES de Desenvolvimento da Maré et le soutien de Espaço SESC ‒Rio de Janeiro-Brésil ainsi que la Fondation Prince Claus pour la Culture et le Développement

Avec le soutien de la TAM Airlines et de l’ONDA

後援在日ブラジル大使館
協力ダンストリエンナーレトーキョー2012
共催京都府立府民ホール アルティ
主催KYOTO EXPERIMENT