公式プログラム

ポツドール

夢の城 -Castle of Dreams

ポツドール『夢の城 -Castle of Dreams』 元・立誠小学校 講堂 撮影:堀川高志

話すことすら放棄した、若者たちの無気力な集団生活。
日本社会の縮図をムキ出しにして見せつける、ポツドールの問題作!

現代のトーキョーを象徴する風俗や若者の姿を題材に、”リアリティのある虚構”を描いた作品で話題のポツドールが京都に初登場!

劇作家、演出家の三浦大輔が率いるポツドールは1996年に旗揚げ。演劇的なものを最大限に排除したセミドキュメント作品『騎士クラブ』(2000、2002)などで話題を呼んだ。その後はセミドキュメント作品で得たものをドラマに注入し、さまざまなアプローチから独自のフィクションを追求するようになる。初の大阪公演も行った『ANIMAL』(2004)では、死に直面したチーマーの姿の「風景」を作品としてみせることに挑戦。2005年に上演した『愛の渦』では、三浦は岸田國士戯曲賞を受賞している。

『夢の城』は2006年初演。1Kのアパートで集団生活を営む若者たちを無言劇のスタイルで描き、賛否両論を呼んだ問題作。寝て、食べて、テレビを見て…、だらだらと無気力に暮らす若者たちの状況を、観客はただのぞき観ることになる。

2010年のドイツ・エッセンでの公演を皮切りに、2011年にはブリュッセル、ウィーン、モントリオールと海外でも上演を重ねてきた『夢の城』。細部にいたるまで作りこまれた1Kアパートや、舞台で描かれる虚無的で無気力な若者の姿は、日本社会の一断面であるとともに、空虚なフィクションとして見えはじめるだろう。はたして最後に残るのは嫌悪感か!? 共感か!? それとも…!?

ポツドール『夢の城 -Castle of Dreams』 元・立誠小学校 講堂 撮影:堀川高志 ポツドール『夢の城 -Castle of Dreams』 元・立誠小学校 講堂 撮影:堀川高志 ポツドール『夢の城 -Castle of Dreams』 元・立誠小学校 講堂 撮影:堀川高志 ポツドール『夢の城 -Castle of Dreams』 元・立誠小学校 講堂 撮影:堀川高志 ポツドール『夢の城 -Castle of Dreams』 元・立誠小学校 講堂 撮影:堀川高志 ポツドール『夢の城 -Castle of Dreams』 元・立誠小学校 講堂 撮影:堀川高志 ポツドール『夢の城 -Castle of Dreams』 元・立誠小学校 講堂 撮影:堀川高志 ポツドール『夢の城 -Castle of Dreams』 元・立誠小学校 講堂 撮影:堀川高志 ポツドール『夢の城 -Castle of Dreams』 元・立誠小学校 講堂 撮影:堀川高志 ポツドール『夢の城 -Castle of Dreams』 元・立誠小学校 講堂 撮影:堀川高志 ポツドール『夢の城 -Castle of Dreams』 元・立誠小学校 講堂 撮影:堀川高志 ポツドール『夢の城 -Castle of Dreams』 元・立誠小学校 講堂 撮影:堀川高志
YEAR
2012
DATES
10.25(木)- 10.28(日)
VENUE
元・立誠小学校 講堂
DURATION
80
CITY
東京、日本
CATEGORY

ポツドール
Potudo-ru

HP: http://www.potudo-ru.com/

1996年12 月、早稲田大学演劇倶楽部10期生の三浦大輔を中心に結成された演劇ユニット。現在までに19回の本公演と特別企画公演などを上演している。2005年、第13回公演『愛の渦』では、「裏風俗」を舞台に人間の性欲に真っ向から向かい合い、この作品で三浦大輔が、第50回岸田國士戯曲賞を受賞する。受賞後初の作品として注目を浴びた第14回公演『夢の城』は、周囲の予想を大きく裏切る「無言劇」だった。そして、第16回公演『激情』再演(2007)と第17回公演『顔よ』(2008)は本多劇場で上演した。2010年7月、ドイツ(エッセン)で行なわれたTHEATER DER WELT2010(世界演劇祭)に招聘され、『夢の城』を初の海外公演として実施。以降、KUNSTENFESTIVALDESARTS(ブリュッセル)、ウィーン芸術週間、FESTIVAL TRANSAMÉRIQUES(モントリオール)他、計4ヶ国、5公演をおこない、海外でも高い評価を得ている。

三浦大輔
Daisuke Miura

早稲田大学演劇倶楽部を母体として、1996年12月、演劇ユニット「ポツドール」を結成。以降、全本公演の脚本・演出をつとめる。2006年『愛の渦』で、第50回岸田國士戯曲賞受賞。溝口真希子と共同監督した自主映画『はつこい』が第25回PFFぴあフィルムフェスティバル(2003)で審査員特別賞を受賞。脚本・監督をつとめた『ボーイズ・オン・ザ・ラン』(原作:花沢健吾、主演:峯田和伸[銀杏BOYZ])が2010年に公開された。2010年5月には、PARCOプロデュース『裏切りの街』の作・演出、2011年2月には、青山円形劇場にて初の海外戯曲となる『THE SHAPE OF THINGS』(作:ニール・ラビュート、主演:向井理)の演出をつとめた。

作・演出三浦大輔
出演米村亮太朗、古澤裕介、鷲尾英彰、井上幸太郎、松浦祐也、遠藤留奈、新田めぐみ、宮嶋美子
舞台監督筒井昭善、横尾友広
舞台美術田中敏恵
照明伊藤孝(ART CORE)
音響中村嘉宏
映像・宣伝美術冨田中理
小道具河合路代
制作木下京子
製作ポツドール
協力ゴキブリコンビナート、THE SHAMPOO HAT、スターダス・21、ぱれっと、バードレーベル、ダックスープ、オフィスPSC、スペーステン、マッシュ
主催KYOTO EXPERIMENT