公式プログラム

池田亮司

datamatics [ver.2.0]

datamatics [prototype-ver.2.0], 2006- © Ryoji Ikeda photo by Ryuichi Maruo, courtesy of Yamaguchi Center for Arts and Media (YCAM)

巨大な劇場空間で、池田亮司の話題作が1日限りの上演!
膨大なデータから変換されたサウンド/ビジュアルの渦に全身が飲み込まれる

コンピューターとテクノロジーを最大限に駆使し、人間の知覚を超えたサウンドとビジュアルをつくりだす池田亮司が、京都芸術劇場 春秋座の巨大空間で1日かぎりのオーディオビジュアル・コンサートを開催!

池田亮司はパリ在住、世界中で作品発表の機会が待たれるエレクトロニック・コンポーザー、ビジュアル・アーティスト。日本でも東京都現代美術館での大規模な個展『+/-[the infinite between 0 and 1]』や、成層圏にまで達する強力なサーチライトと音の波による、名古屋城での巨大インスタレーション『spectra[nagoya]』をあいちトリエンナーレ2010で発表するなど、その作品は常にサウンド、ビジュアルの両面から圧倒的なインパクトを与えてきた。

微視的なDNAや分子から巨視的な宇宙まで、われわれを取り巻くさまざまな事象から抽出したデータを素材とし、知覚の極限から世界を理解、制御しようとする『datamatics[ver.2.0]』は、2006年から発展させてきたシリーズの最終形。高速で無限のシークエンスを生みだし、暴力的なまでの空間を緻密に構築するライブパフォーマンスとなる。

2013年には完全なる新作パフォーマンス『superposition』を京都にて日本初演する予定。その前段階ともいえる、池田によるウルトラミニマムな世界。無限に近いデータから生み出される、崇高なまでのオーディオビジュアル体験となるだろう。

datamatics [prototype-ver.2.0], 2006- © Ryoji Ikeda photo by Ryuichi Maruo, courtesy of Yamaguchi Center for Arts and Media (YCAM) 池田亮司『datamatics [ver.2.0]』 京都芸術劇場 春秋座  池田亮司『datamatics [ver.2.0]』 京都芸術劇場 春秋座 池田亮司『datamatics [ver.2.0]』 京都芸術劇場 春秋座  池田亮司『datamatics [ver.2.0]』 京都芸術劇場 春秋座 
YEAR
2012
DATES
10.20(土)
VENUE
京都芸術劇場 春秋座
DURATION
55
CITY
パリ、フランス
CATEGORY

池田亮司
Ryoji Ikeda

HP: www.ryojiikeda.com

1966年岐阜生まれ。パリ在住。
日本を代表する電子音楽作曲家/アーティストとして、音そのものの持つ本質的な特性とその視覚化を、数学的精度と徹底した美学で追及している。視覚メディアとサウンドメディアの領域を横断して活動する数少ないアーティストとして、その活動は世界中から注目されている。音/イメージ/物質/物理的現象/数学的概念を素材に、見る者/聞く者の存在を包みこむ様なライブとインスタレーションを展開する。
音楽活動に加え、「datamatics」シリーズ(2006-)では、映像、立体、サウンド作品を通じて、現代社会に広がる不可視なデータを知覚する事の可能性を探求している。「test pattern」プロジェクト(2008-)では、テキスト/音/写真/映像といったあらゆるタイプのデータを、バーコードおよびバイナリーパターンに変換するシステムを開発。テクノロジーと人間の知覚の臨界点に挑んでいる。「spectra」シリーズ(2001-)は、強烈な白色光を彫刻的な素材として用い公共空間を変容させる大規模インスタレーション。過去、アムステルダム、パリ、バルセロナ、名古屋で展示している。カーステン・ニコライとのコラボレーション・プロジェクトである「cyclo.」(2000-)では、コンサート、CD、書籍を通じて、音の視覚化をリアルタイムで行うオーディオヴィジュアル・モジュールと共に、ソフトウェアとコンピューターでプログラムされた音楽の中で、エラー構造と繰り返されるループを考察している。

コンセプト・コンポジション池田亮司
コンピュータグラフィクス・プログラミング松川昌平、平川紀道、徳山知永
共同委嘱AV Festival 06、 ZeroOne San Jose & ISEA 2006
共同製作Forma、ジョルジュ・ポンピドゥー国立芸術文化センター、山口情報芸術センター(YCAM)2008
協力Recombinant Media Labs
主催KYOTO EXPERIMENT