公式プログラム

ロラ・アリアス

憂鬱とデモ

ロラ・アリアス『憂鬱とデモ』 京都芸術センター 講堂 撮影:阿部綾子

実の母親に見出すアルゼンチン年代記。
劇作家で女優、ミュージシャンでもあるオールラウンダーが待望の来日

劇作家、演出家、女優、ミュージシャン…とマルチな才能を発揮して活躍するアルゼンチンのアーティスト、ロラ・アリアス。昨年、アルゼンチンが誇る作曲家のウリセス・コンティと発表したアルバムでは、音響~ポストロック~ポエトリーリーディングを自在に行き来する奔放な資質が顕在化し、日本の音楽ファンの間でも知られる存在となった。

一方、舞台作品はアルゼンチンのみならずヨーロッパの主要な演劇祭で既に発表され高い評価を得ており、今回ついに舞台作家として日本デビューが実現した。昨年、ウィーンで初演された『憂鬱とデモ』(原題:Melancolia y Manifestaciones)は、ロラ自身の母親の手記をベースにした作品である。

ロラが生まれた1976年は、クーデターによって軍事独裁政権が生まれ、アルゼンチンの暗黒時代のはじまりとなった年。それは、進歩的な大学教授だったロラの母親にとっても、鬱々とした日々の始まりだった。激動の社会状況と身近でパーソナルな事態が重なりあう地平で、ロラは何度も母親に問いかける。「私を生んだせいなのか? 政治状況のせいなのか?」。

母と娘、国家と個人、歴史と空想、憂鬱とデモ。過酷な政治的現実が、詩的に、ときにユーモラスに、心揺さぶる表現へと変奏される。

ロラ・アリアス『憂鬱とデモ』 京都芸術センター 講堂 撮影:阿部綾子 ロラ・アリアス『憂鬱とデモ』 京都芸術センター 講堂 撮影:阿部綾子 ロラ・アリアス『憂鬱とデモ』 京都芸術センター 講堂 撮影:阿部綾子 ロラ・アリアス『憂鬱とデモ』 京都芸術センター 講堂 撮影:阿部綾子 ロラ・アリアス『憂鬱とデモ』 京都芸術センター 講堂 撮影:阿部綾子 ロラ・アリアス『憂鬱とデモ』 京都芸術センター 講堂 撮影:阿部綾子 ロラ・アリアス『憂鬱とデモ』 京都芸術センター 講堂 撮影:阿部綾子 ロラ・アリアス『憂鬱とデモ』 京都芸術センター 講堂 撮影:阿部綾子 ロラ・アリアス『憂鬱とデモ』 京都芸術センター 講堂 撮影:阿部綾子 ロラ・アリアス『憂鬱とデモ』 京都芸術センター 講堂 撮影:阿部綾子 ロラ・アリアス『憂鬱とデモ』 京都芸術センター 講堂 撮影:阿部綾子 ロラ・アリアス『憂鬱とデモ』 京都芸術センター 講堂 撮影:阿部綾子
YEAR
2013
DATES
10.25(金)-10.27(日)
VENUE
京都芸術センター 講堂
DURATION
70
LANGUAGE
スペイン語(日本語字幕あり)
CITY
ブエノスアイレス、
アルゼンチン
CATEGORY

ロラ・アリアス
Lola ARIAS

1976 年ブエノスアイレス生まれ。作家、演出家、俳優、ソングライター。様々なジャンルのアーティストとコラボレーションしながら、演劇、文学、音楽作品、およびアート・プロジェクトを制作する。作品では、現実とフィクションが交錯する世界を扱う。作品には、プロの俳優だけでなく、一般の出演者、ミュージシャン、ダンサー、子供、赤ちゃん、動物などが登場する。
ウリセス・コンティと共同で作曲および演奏も手がけ、『El amor es un francotirador 』(2007) および『Los que no duermen』(2011) などのCD もリリースしている。著書も多数。近著に『Liebe ist ein Heckenschütze』(2010)、『Los posnucleares』(2011) がある。執筆作品は、現在まで7 カ国語以上の言語に翻訳されている。 演劇作品は、シュタイヤーマルク 秋のフェスティバル(グラーツ) 、アヴィニョン演劇祭、イン・トランジット(ベルリン)をはじめとする様々なフェスティバルで発表されている。

脚本・演出ロラ・アリアス
振付・共同演出ルティアナ・アクーニャ
出演エルヴィラ・オネト、ロラ・アリアス、マリオ・アイテル、ヴィンセンテ・フィロリッヨ、エルネスティナ・ルッジェロ、ノエリア・シクスト
ドラマトゥルク・制作ソフィア・メディチ
制作協力ルス・アルグランティ
音楽ウリセス・コンティ
映像ネレ・ウォーラッツ
ライブ映像マルコス・メディチ
舞台美術マリアナ・ティランッテ
衣裳ソフィア・ベルアカ
照明デザイン:マティアス・センドン
舞台監督・照明操作グスタボ・コティク
共同製作HAU Hebbel am Ufer、ウィーン芸術週間、Centro Cultural General San Martín
主催KYOTO EXPERIMENT