公式プログラム

庭劇団ペニノ

大きなトランクの中の箱

庭劇団ペニノ『大きなトランクの中の箱』 元・立誠小学校 講堂 撮影:堀川高志

驚愕の舞台美術とともに、異様で猥雑な妄想の扉が開く。
ただし、それは〈あなた〉自身の妄想かもしれない…

庭劇団ペニノ主宰のタニノクロウは、かつて自身が住んでいた東京・青山のマンションの一室を、時間と手間を惜しみなく費やし劇団のアトリエへと改装。「はこぶね」と名付けられた極めてプライベートかつミニマムな空間で、異様で猥雑、そして愛らしい妄想ファンタジーを繰り広げてきた。そんな「はこぶね」が新作を携えて、ついに外の世界へと出航した!

本作は、2004年から4年ごとに「はこぶね」で立ち上がった作品『小さなリンボのレストラン』『苛々する大人の絵本』『誰も知らない貴方の部屋』を下地にする。不穏な妄想がうずまく奇妙な世界を舞台上の〈現実〉に出現させ話題を呼んだこれらの3作品をひとつの〈箱〉にぎゅっと詰めこみ、新しい作品に仕立て上げた、贅沢でぶっ飛んだ企み。また、それらの作品世界を縦横に展開させる、驚異的な舞台装置も見ものだ。

3 + 1の世界/空間を行き来する無限のループは、醒めない夢の中にいるような、恐怖と愉悦にどっぷりと浸かる体験となるだろう。庭劇団ペニノ流『不思議の国のアリス』ともいえる、『大きなトランクの中の箱』。その舞台はきっと、生々しくて、切実で、愛おしい。

庭劇団ペニノ『大きなトランクの中の箱』 元・立誠小学校 講堂 撮影:堀川高志 庭劇団ペニノ『大きなトランクの中の箱』 元・立誠小学校 講堂 撮影:堀川高志 庭劇団ペニノ『大きなトランクの中の箱』 元・立誠小学校 講堂 撮影:堀川高志 庭劇団ペニノ『大きなトランクの中の箱』 元・立誠小学校 講堂 撮影:堀川高志 庭劇団ペニノ『大きなトランクの中の箱』 元・立誠小学校 講堂 撮影:堀川高志 庭劇団ペニノ『大きなトランクの中の箱』 元・立誠小学校 講堂 撮影:堀川高志 庭劇団ペニノ『大きなトランクの中の箱』 元・立誠小学校 講堂 撮影:堀川高志 庭劇団ペニノ『大きなトランクの中の箱』 元・立誠小学校 講堂 撮影:堀川高志 庭劇団ペニノ『大きなトランクの中の箱』 元・立誠小学校 講堂 撮影:堀川高志 庭劇団ペニノ『大きなトランクの中の箱』 元・立誠小学校 講堂 撮影:堀川高志 庭劇団ペニノ『大きなトランクの中の箱』 元・立誠小学校 講堂 撮影:堀川高志
YEAR
2013
DATES
10.3(木)-10.8(火)
VENUE
元・立誠小学校 講堂
DURATION
90
LANGUAGE
日本語(英語字幕あり)
CITY
東京、日本
CATEGORY

庭劇団ペニノ
Niwagekidan Penino

HP: http://niwagekidan.org/

タニノクロウを中心に2000年結成。近年では、劇団アトリエ「はこぶね」公演『苛々する大人の絵本』(2008)は、2009年以降、HAU Hebbel am Ufer、チューリヒ・テアター・シュペクターケル、ノーデルゾン舞台芸術フェスティバル(オランダ)、ネクストフェスティバル(ベルギー)、ドイツ・ミュンスターKulturschiene(2011)にて上演。
また2012年12月には、アンスティチュ・フランセ東京・・あうるすぽっと共同企画『ちいさなブリ・ミロの大きな冒険』を公演し、今までと違ったペニノの一面を見せ好評を博した。

タニノクロウ
Kuro Tanino

1976年富山県出身。庭劇団ペニノの主宰、座付き劇作・演出家。2000年、昭和大学医学部在学中に同大学演劇部のメンバーと庭劇団ペニノを旗揚げ。以降、全作品の脚本・演出を手掛ける。『笑顔の砦』(2007)、『星影のJr.』(2008)が、2年連続で岸田國士戯曲賞最終候補にノミネートされる。
劇団外の活動としては、イプセン作『野鴨』(演出、2007)、東京芸術劇場主催公演チェーホフ生誕150周年記念『チェーホフ?!』(作・演出、2011)などがある。

作・演出タニノクロウ
出演山田伊久磨、飯田一期、島田桃依(青年団)、瀬口タエコ
構成玉置潤一郎、山口有紀子、吉野万里雄
美術稲田美智子
特殊小道具横沢紅太郎、小此木謙一郎(GaRP)
舞台監督三津久
照明阿部将之(LICKT-ER)
音響佐藤こうじ(Sugar Sound)
音楽奥田祐
音響オペレーター阿久津未歩
英語字幕ウィリアム・アンドリューズ、門田美和
演出助手松本ゆい、仮屋浩太郎
制作小野塚央
製作庭劇団ペニノ
助成公益財団法人セゾン文化財団
共催立誠・文化のまち運営委員会
主催KYOTO EXPERIMENT