公式プログラム

ティナ・サッター/ハーフ・ストラドル

House of Dance

ティナ・サッター/ハーフ・ストラドル『House of Dance』 京都芸術センター フリースペース 撮影:堀川高志

とあるタップダンス教室を舞台に、
この物語で描くのは、すべての些細で大切な事柄である

ニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動するティナ・サッターは、ニュー ヨーク・タイムズ紙から超新星とも評されるなど、ニューヨークの現代演劇シーンでその未来が嘱望される若手劇作家のひとり。自身でアーティスティック・ディレクターを務めるパフォーマンス・カンパニーHalf Straddleを率いて公演を重ね、中でも近年、最も高い評価を得ている作品のひとつが『House of Dance』である。

舞台は、とあるうらぶれたタップダンス教室。そこに集うインストラクターと生徒たちの4人は、それぞれ日々の暮らしや人間関係に身を砕きながら、ダンス大会の出場を目指してレッスンにいそしんでいる。決してセレブでもゴージャスでもない、索漠としてナイーブな人生。都会での成功への憧れとは裏腹に、彼らの満たされない思いやはかない希望が、皮肉混じりに描かれる。人生の機微を知的に浮かび上がらせる対話から見事なタップダンスまで、パフォーマーの高い表現力も見逃せない。心揺さぶられ、謎めいて、それでいてありふれた瞬間を描き出すこの演劇体験は、まさに人生の一コマそのものだ。

ティナ・サッター/ハーフ・ストラドル『House of Dance』 京都芸術センター フリースペース 撮影:堀川高志 ティナ・サッター/ハーフ・ストラドル『House of Dance』 京都芸術センター フリースペース 撮影:堀川高志 ティナ・サッター/ハーフ・ストラドル『House of Dance』 京都芸術センター フリースペース 撮影:堀川高志 ティナ・サッター/ハーフ・ストラドル『House of Dance』 京都芸術センター フリースペース 撮影:堀川高志 ティナ・サッター/ハーフ・ストラドル『House of Dance』 京都芸術センター フリースペース 撮影:堀川高志 ティナ・サッター/ハーフ・ストラドル『House of Dance』 京都芸術センター フリースペース 撮影:堀川高志 ティナ・サッター/ハーフ・ストラドル『House of Dance』 京都芸術センター フリースペース 撮影:堀川高志 ティナ・サッター/ハーフ・ストラドル『House of Dance』 京都芸術センター フリースペース 撮影:堀川高志 ティナ・サッター/ハーフ・ストラドル『House of Dance』 京都芸術センター フリースペース 撮影:堀川高志 ティナ・サッター/ハーフ・ストラドル『House of Dance』 京都芸術センター フリースペース 撮影:堀川高志
YEAR
2014
DATES
9.27(土)-9.30(火)
VENUE
京都芸術センター フリースペース
DURATION
70
LANGUAGE
英語(日本語字幕あり)
CITY
ニューヨーク、アメリカ
CATEGORY

ティナ・サッター
Tina Satter

ブルックリンを拠点に活動する脚本家、演出家。演劇作品だけでなく、映像や音楽作品も手がける。2008 年に設立され、2013 年にオビー賞を受賞したパフォーマンス・カンパニー、ハーフ・ストラドルのディレクターでもある。近年、Doris Duke Aritst Impact 賞を受賞。リチャード・マックスウェル/ New York City Players によるコミッション作品で2013 年10 月に上演された『House of Dance』は、ニューヨークタイムズ紙の批評家推薦作品に選ばれた。その他、The Kitchen、PS122、Incubator Arts Project、the Bushwick Starr、Prelude Festival、Ice Factory Festival 等で作品が上演されている。
また、タイムアウトニューヨークによる2011 年注目のOff-Off Broadway 若手アーティスト、2013 年のThe Kitchen L.A.B. レジデンス・アーティスト、Culture Project の2011 年Women Center Stage Festival のディレクターにも選ばれている。プリンストン大学、リード大学、フォーダム大学ではゲスト・アーティストとして講演経験もある。

ハーフ・ストラドル
Half Straddle

ニューヨークを拠点に活動するパフォーマンス・カンパニー。ティナ・サッターをディレクターに2008 年に設立、オビー賞受賞歴あり。脚本・演出はサッターが担当、オリジナルの音楽は作曲家であるクリス・ジアルモが手がける。その他、出演者や舞台美術等も固定のメンバーによって制作されるカンパニー作品は、フェミニズムや同性愛を扱ったり、思春期特有の自己形成、コミュニケーション、日常の中に超越的なものを見出す感覚をテーマにすることが多い。現在まで、すべてオリジナルの脚本および音楽による7 つの長編作品を制作。そのうち何作かはニューヨークでの初演後、アメリカおよびヨーロッパ全土を巡回。『Seagull (Thinking of you)』(2013 年1月ニューヨークで初演)は、MASS MoCA、New Museum、Abrons Art Center でのレジデンスプログラムを経て、PS122 のCOIL Festival の一環として上演された。
女子サッカーチームを題材にした『In the Pony Palace/FOOTBALL』は、PAPER Magazine の2011 年ベスト10 作品入り、『FAMILY』はタイムアウトニューヨークの2009 年ベスト10 作品入りを果たした。『Away Uniform』は、2013 年10 月にCulturgest(リスボン)にてヨーロッパプレミアを迎えた。その他、The Kitchen でのL.A.B. レジデンシー・プログラム、ウースター・グループの拠点であるパフォーミング・ガレージにおけるレジデンシー、2015 年1 月にはThe Kitchen での新作のプレミア公演、Soho Rep のコミッション作品の制作が現在進行中である。

脚本・演出ティナ・サッター
出演ジェス・バーバガッロ、ジム・フレッチャー、ポール・ポントレッリ、エイドリアン・トラスコット
音楽クリス・ジアルモ
振付ハンナ・ヘラー
舞台美術アンドレア・ミンシック
照明ザック・ティンケルマン
衣装エンバー・チャカルタシュ
字幕翻訳エグリントンみか
初演プロデュースリチャード・マックスウェル
舞台監督マウリーナ・ライオス
インターンエリック・ラールソン、ハンナ=レア・ノヴァック
広報Blake Zidell & Associates
カンパニープロデューサーアーロン・ローゼンブルム
カンパニーアソシエイト・プロデューサーサラ・ヒューズ
共同製作ニューヨークシティプレイヤーズ

初演2013年10月 アブロンアーツセンター

主催KYOTO EXPERIMENT