公式プログラム

マーティン・クリード

Work No. 1020(バレエ)

マーティン・クリード『Work No. 1020(バレエ)』 2016 京都府立府民ホール“アルティ” 撮影:守屋友樹

イギリスきっての破天荒アーティストによる、この上なく予測不可能な状況は、ただ楽しむしかない!

イギリスの現代美術家にとって最も重要な賞の1つであるターナー賞を2001年に受賞したマーティン・クリードは、身の回りにある物を規則的に配置し、動かすことから、作品を生み出している。クリードによってひとたび社会の文脈から切り離されたモノにまつわる反復や規則性は「リズム」として再提示される。また、ミニマムな美を追求するかに見えて、いつの間にか鑑賞者を巻きこんでいくその作品は、ときに排泄や嘔吐といった生理的な行為にまで及び、議論を巻き起こすことも辞さない、ラディカルな側面も持ち合わせたアーティストだ。

日本初演となる本作は、クラシックバレエの5つのポジションにダンサーの動きを限定した中で、会話やクリード自身の歌、映像作品も取りこみ舞台が進行する。幾何学的にコントロールされた舞台上の動きと、それを混ぜっ返すようなユーモアあふれる構成で楽しませる本作は、彼の多彩な活動が凝縮された作品といえる。

ダンス界の歴史に、平然と横やりを入れるかのような、あくまでもクリード自身の創作活動の延長から生まれた舞台作品。舞台芸術の見巧者たちにとっても、思わぬカウンターパンチとなるだろう。

マーティン・クリード『Work No. 1020(バレエ)』 2016 京都府立府民ホール“アルティ” 撮影:守屋友樹 マーティン・クリード『Work No. 1020(バレエ)』 2016 京都府立府民ホール“アルティ” 撮影:守屋友樹 マーティン・クリード『Work No. 1020(バレエ)』 2016 京都府立府民ホール“アルティ” 撮影:守屋友樹 マーティン・クリード『Work No. 1020(バレエ)』 2016 京都府立府民ホール“アルティ” 撮影:守屋友樹 マーティン・クリード『Work No. 1020(バレエ)』 2016 京都府立府民ホール“アルティ” 撮影:守屋友樹 マーティン・クリード『Work No. 1020(バレエ)』 2016 京都府立府民ホール“アルティ” 撮影:守屋友樹 マーティン・クリード『Work No. 1020(バレエ)』 2016 京都府立府民ホール“アルティ” 撮影:守屋友樹 マーティン・クリード『Work No. 1020(バレエ)』 2016 京都府立府民ホール“アルティ” 撮影:守屋友樹 マーティン・クリード『Work No. 1020(バレエ)』 2016 京都府立府民ホール“アルティ” 撮影:守屋友樹 マーティン・クリード『Work No. 1020(バレエ)』 2016 京都府立府民ホール“アルティ” 撮影:守屋友樹 マーティン・クリード『Work No. 1020(バレエ)』 2016 京都府立府民ホール“アルティ” 撮影:守屋友樹 マーティン・クリード『Work No. 1020(バレエ)』 2016 京都府立府民ホール“アルティ” 撮影:守屋友樹 マーティン・クリード『Work No. 1020(バレエ)』 2016 京都府立府民ホール“アルティ” 撮影:守屋友樹
YEAR
2016 AUTUMN
DATES
10.29(土)-10.30(日)
VENUE
京都府立府民ホール
“アルティ”
DURATION
75
LANGUAGE
英語(日本語逐次通訳あり)
CITY
ロンドン、イギリス
アリクーディ、イタリア
CATEGORY

マーティン・クリード
Martin Creed

HP: www.martincreed.com

1968年イギリス ウェイクフィールド生まれ、ロンドン在住。 近年の主な個展にパーク・アベニュー・アーモリー(ニューヨーク、2016年)、ヘイワード・ギャラリー(ロンドン、2014年)、テート・ブリテン(ロンドン、2013年)、アンディ・ウォーホル美術館(ピッツバーグ、2013年)、シカゴ現代美術館(2012年)、ニース近代現代美術館(2011年)、モスクワ市近代美術館(2010年)ほか多数。
2001年には《作品番号227、ライトが点いたり消えたり》でターナー賞を受賞。ミュージシャンとしても長年活動をしており、「Thoughts Lined Up」(2016)、「Mind Trap」(2014)、「Chicago」 (2012)、「Love to You」(2012)などのアルバムをリリースしているほか、その作品はMoMA(ニューヨーク)やテート(ロンドン)、クリーブランド美術館などに収蔵されている。ロンドン大学スレード美術学校卒業。所属ギャラリーはギャビン・ブラウン・エンタープライズとハウザー&ワース。

構成・美術・音楽・出演マーティン・クリード
出演エマ・アーデン、デルフィン・ガッボーリ、アノーシュカ・グロース、飯田利奈子、メグ・ジェンキンス、アンディ・マクドネル、野村綾子、ケイコ・オオワダ‐ブロムリー、ロレーナ・ランディ、山崎恵梨子
通訳(出演)山口惠子
照明デザイン・プロダクションマネージャーアントニー・ヘイテリー
音楽監督アンディ・マクドネル
舞台監督浜村修司
照明川崎渉(RYU)
音響 高田文尋( ソルサウンドサービス) 、高鳥智司(ソルサウンドサービス)
映像オペレーション嶋田好孝
衣装管理清川敦子(atm)
プロジェクトマネージャークリオドナ・マーフィー
テクニカルコーディネーター大鹿展明
テクニカルコーディネーター(照明)葭田野浩介(RYU)
テクニカルコーディネーター(音響)大久保歩(KWAT)
通訳(舞台裏)伊藤拓
制作 藤田瑞穂( 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA)、永田絵里(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA)
制作アシスタント岸本光大(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA)、パヴェウ・パフチャレク
制作協力寺田みさこ
主催京都市立芸術大学、KYOTO EXPERIMENT
企画京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、KYOTO EXPERIMENT
助成公益財団法人ポーラ美術振興財団
協力寺田みさこ

ARCHIVE

  • マーティン・クリード《Work No. 2656: Understanding》2016 デジタル映像、3分11秒 協力:マーティン・クリード、ハウザー&ワース、ギャヴィン・ブラウン・エンタープライズ 京都市立芸術大学ギャラリー @KCUAでの展示風景(2016年10月22日–11月27日) 撮影:来田猛 提供:京都市立芸術大学

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