公式プログラム

松根充和企画

世界の向こう側へ

展示『世界の向こう側へ』 2016 京都芸術センター 撮影:守屋友樹

世界はまるい。あちこちに裂け目があるけれど
松根充和が企画する展覧会プロジェクト

パフォーマンス『踊れ、入国したければ!」と並行し、松根充和が企画を手がけるグループ展覧会『世界の向こう側へ』を開催する。

本展は、現在のグローバル社会にあらゆるレイヤーで存在する物理的および心理的な境界線をテーマにした作品を紹介する。旅をすることを題材にし、国境などの境界線における摩擦や矛盾をあぶり出す作品群が、現代社会に生きる我々の在り方を問い直す。

日本人作家では、半刈りの頭でハンガリーを訪ねた美術家・榎忠、そして、自身の記憶や体験に基づき、国籍やアイデンティティといった主題に向き合う沖縄出身のミヤギフトシが出品。その他、トルコとシリアの国境線のフェンスを切り取り、そこにハンモックを掛けて横たわるパフォーマンスを強行したムラット・ゴックや、中国の一人っ子政策をポートレートした映像作品を発表するジュン・ヤンなど、国際的に活躍する作家8名の作品で構成する。

松根充和が 2015年から企画を手掛けている展覧会プロジェクトの KYOTO EXPERIMENTバージョン。

出品作家

榎忠(Chu Enoki)

ムラット・ゴック(Murat Gök)

アルド・ジアノッティ(Aldo Giannotti)

マレーネ・ハウスエッガー(Marlene Hausegger)

レオポルド・ケスラー(Leopold Kessler)

ミヤギフトシ(Futoshi Miyagi)

パトリシア・リード(Patricia Reed)

ジュン・ヤン(Jun Yang)

展示『世界の向こう側へ』 2016 京都芸術センター 撮影:守屋友樹 展示『世界の向こう側へ』 2016 京都芸術センター 撮影:守屋友樹 展示『世界の向こう側へ』 2016 京都芸術センター 撮影:守屋友樹 展示『世界の向こう側へ』 2016 京都芸術センター 撮影:守屋友樹 展示『世界の向こう側へ』 2016 京都芸術センター 撮影:守屋友樹 展示『世界の向こう側へ』 2016 京都芸術センター 撮影:守屋友樹
YEAR
2016 AUTUMN
DATES
11.3(木祝)-11.6(日)
VENUE
京都芸術センター 講堂
CITY
ウィーン、オーストリア 他
CATEGORY

松根充和
Michikazu Matsune

HP: http://www.michikazumatsune.info/

松根充和は、現代社会を反映するどこか滑稽でシリアスな作品を、パフォーマンス、インスタレーション、写真、ビデオなどのさまざまな形で発表している。コンテンポラリー・ダンサーとして活動した後、身体と物体、場と行動の関係などをテーマに制作している。近年では、覆面マスクで店に入るが、強盗せずに商品を購入し、その成果を展示した『Buydentity Unknown』や、ろう者の人達の手話で繰り広げられる舞台作品『Zeichensturm』などを発表。ロシア人アーティストのマクシム・イリューヒンとの共作『客観的なものの見方』では、お互いが少年時代に無意識に擦り込まれた日本人・ロシア人のアイデンティティーを個人的な観点から再考するパフォーマンスに取り組む。2010年までは、オーストリアのアーティスト、デービット・スバルとの共作も多数発表。代表的なプロジェクトに、世界20以上の都市で開店してきた、客がリストから選んだパフォーマンス商品を即売するお店『ストア』や、旧ウィーン皇室専用乗馬訓練所(現在、Museumsquartier Vienna)で行った、馬についての歌(ポップソングや子供の歌など百曲以上)を編集し、2頭の馬に聴かせるインスタレーション『Ich bin ein Pferd / 私は馬
です』などがある。2012年より、非常勤講師としてベルリン芸術大学、ザルツブルグ・エクスペリメンタル・アカデミー・オブ・ダンスでパフォーマンスの授業を受け持つ。
近年は、パフォーマンスを軸とした展覧会のキュレーションも手掛けている。1973年神戸出身、1997年よりウィーン在住。

パフォーマンス松根充和
プロジェクトチームアンドレア・グンラグスドッティア、ムザモ・ノンドルワナ、ナオキ・マツヤマ
テキスト松根充和、ジュン・ヤン
写真オカザキエルサ
映像編集マクシミリアン・プラマタロフ
使用楽曲ゴスペル、ブライアン・イーノ、ヘドリー
振付参考作品アルヴィン・エイリー『リヴェレーションズ』、ヒップホップ初級コース
企画・製作松根充和
共同製作Szene Salzburg、Brut Wien、KYOTO EXPERIMENT
助成ウィーン市文化部、オーストリア文化フォーラム・東京、オーストリア連邦首相府

京都公演

舞台監督濱田真輝
音響椎名晃嗣(KWAT)
照明葭田野浩介(RYU)
テクニカルコーディネート夏目雅也
主催KYOTO EXPERIMENT

ARCHIVE

  • 松根充和『踊れ、入国したければ!』 2016 京都芸術センター 撮影:守屋友樹

    松根充和

    踊れ、入国したければ!