公式プログラム

田中奈緒子

Unverinnerlicht - 内在しない光

田中奈緒子『Unverinnerlicht - 内在しない光』 ロームシアター京都 撮影:守屋友樹

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意識や記憶のはざ間にある「影」を 浮かび上がらせる、「光」のコレオグラフィー

造形美術と舞台芸術それぞれの垣根を超えながら、すでに15年以上ドイツで活動している田中奈緒子。ドイツのオヴァルやフランスのコリーンといった、奇才ともいうべきマルチな音楽家達とのコラボレーションなど、ユニークな立ち位置で作品を発表している。2011年からは、作家自らの手で造形されたオブジェによって空間を緻密に組み上げ、大小さまざまな照明をコントロールすることで生まれる光と影が、巨大な幻想世界を作り出す“インスタレーション・パフォーマンス”「影の三部作」を展開。その第2部となる『Absolute Helligkeit(絶対光度/絶対等級)』は、国内では「大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ2015」において発表され賞賛を集めたが、さらにその知覚体験を突きつめた三部作の最終章を日本初演として上演する。

光と影というシンプルな物理現象をさまざまに操作しながら、幻想的とも思弁的ともいえる世界を生み出す田中による「影の三部作」の集大成。その舞台からどのような風景を、どんな物語を、どのような瞬間を導き出すだろうか。

田中奈緒子『Unverinnerlicht - 内在しない光』 ロームシアター京都 撮影:守屋友樹 田中奈緒子『Unverinnerlicht - 内在しない光』 ロームシアター京都 撮影:守屋友樹 田中奈緒子『Unverinnerlicht - 内在しない光』 ロームシアター京都 撮影:守屋友樹 田中奈緒子『Unverinnerlicht - 内在しない光』 ロームシアター京都 撮影:守屋友樹 田中奈緒子『Unverinnerlicht - 内在しない光』 ロームシアター京都 撮影:守屋友樹 田中奈緒子『Unverinnerlicht - 内在しない光』 ロームシアター京都 撮影:守屋友樹 田中奈緒子『Unverinnerlicht - 内在しない光』 ロームシアター京都 撮影:守屋友樹 田中奈緒子『Unverinnerlicht - 内在しない光』 ロームシアター京都 撮影:守屋友樹
YEAR
2017
DATES
10.20(金)-10.22(日)
VENUE
ロームシアター京都
ノースホール
DURATION
50
CITY
ベルリン、ドイツ
CATEGORY

田中奈緒子
Naoko Tanaka

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1975年東京生まれ、ドイツ、ベルリンを拠点に活動。 1999年に東京芸術大学大学院美術研究科修士過程を修了後、ユニオン造形文化財団在外研修員としてドイツ・デュッセルドルフ芸術アカデミーへ留学。2001−2009年、同地でコレオグラファーであるモルガン・ナルディと共にアーティスト・ユニット「ルディカ」として活動し、造形芸術と舞台芸術が深く融合したパフォーマンスやインスタレーション作品を多数発表。2010年、コンセプトから舞台造形、演出、音響、パフォーマンスまで全て一人で担当する制作スタイルでソロ活動を始め、共同制作/分業が一般的である舞台芸術の分野において、作家自身がパフォーマーとしてインスタレーション空間を変容させていく独特の表現形態で注目を集める。2011年より、光と影という単純な素材を元手に巨大な幻想的世界を作り出し、「見ること」「見えること」を拡張し省察する「影の3部作」を展開。大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ2015やImplus Dance Festival(ウィーン)、Theater Spektakle(チューリヒ)など日本や欧州各国の国際的な舞台芸術祭に招聘され、これまで15カ国30を超える都市で上演。ソロ活動と並行して、ドイツの音楽家オヴァル/マルクス・ポップなどとのコラボレーションも行っている。

コンセプト、舞台造形、オブジェ、パフォーマンス田中奈緒子
パフォーマンス芝原淑恵(初演:アリス・ミション)
音響協力ルカ・フォガグノロ
ドラマトゥルクアダム・シチラク
舞台装置技術トーマス・レーメン
照明技術フェリックス・グリム
マネージメントバーバラ・グライナー
製作田中奈緒子
共同製作Sophiensæle(ベルリン)、PACT Zollverein(エッセン)
助成一般財団法人地域創造[NEW VISION̶舞台芸術/ジェンダー/社会]、ベルリン州政府文化局、ノルトライン-ヴェストファーレン州美術財団、The NATIONALES PERFORMANCE NETZ (NPN)
主催KYOTO EXPERIMENT