公式プログラム

村川拓也

インディペンデント リビング

村川拓也『インディペンデント リビング』 京都府立府民ホール “アルティ” 撮影:前谷開

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演劇の枠組みを揺さぶり続ける作家がその先に見る
日中韓が互いに照らしあう“現在”の像

ドキュメンタリーや偶然性をもひとつの素材として、自身の作品に採り入れる演出家・映像作家の村川拓也。出演者に舞台上での振る舞いを指示した手紙を事前に送り、公演当日は彼らが劇場に来るのかどうかわからないという、出演者未定の作品『エヴェレットゴーストラインズ』は、2014年のKYOTO EXPERIMENTで上演。実際、出演者が現れず、無人の舞台を観客が注視するような時間も生まれ、その不確定性さえも緻密に折りこんだ作品で話題を呼んだ。

今回、村川が扱うのは「日本・中国・韓国」。これらは歴史的、文化的にお互いに影響を与え続けてきた三ヶ国である。歴史認識、政治、領土などの問題が現代においても取りざたされているが、村川はそういった大文字の「国」という枠ではなく、むしろその裏に隠されている風景を三ヶ国のリサーチで拾い集め、舞台へと結実させていく。 舞台上にはテレビの音や情報が流れこんでいる部屋がある。そこに、各国の出演者がそれぞれ一人ずつ現れ、淡々と日常生活が行われる。その風景を目にしたとき、私たちの知らない「日本・中国・韓国」の現在が見えてくるだろう。

村川拓也『インディペンデント リビング』 京都府立府民ホール “アルティ” 撮影:前谷開 村川拓也『インディペンデント リビング』 京都府立府民ホール “アルティ” 撮影:前谷開 村川拓也『インディペンデント リビング』 京都府立府民ホール “アルティ” 撮影:前谷開 村川拓也『インディペンデント リビング』 京都府立府民ホール “アルティ” 撮影:前谷開 村川拓也『インディペンデント リビング』 京都府立府民ホール “アルティ” 撮影:前谷開 村川拓也『インディペンデント リビング』 京都府立府民ホール “アルティ” 撮影:前谷開 村川拓也『インディペンデント リビング』 京都府立府民ホール “アルティ” 撮影:前谷開 村川拓也『インディペンデント リビング』 京都府立府民ホール “アルティ” 撮影:前谷開 村川拓也『インディペンデント リビング』 京都府立府民ホール “アルティ” 撮影:前谷開
YEAR
2017
DATES
10.27(金)-10.29(日)
VENUE
京都府立府民ホール
“アルティ”
DURATION
90
LANGUAGE
日本語、中国語、韓国語(日本語、英語字幕あり)
CITY
京都、日本
CATEGORY

村川拓也
Takuya Murakawa

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1982年生まれ。京都を拠点に活動。 演出家・映像作家。ドキュメンタリーやフィールドワークの手法を用いた作品を様々な分野で発表している。虚構と現実の境界に生まれる村川の作品は、表現の方法論を問い直すだけでなく、現実世界での生のリアリティとは何かを模索する。主な作品に、『ツァイトゲーバー』(フェスティバル/トーキョー11 公募プログラム)、ドキュメンタリー映画『沖へ』(映像芸術祭MOVING2012)、『言葉』(フェスティバル/トーキョー12 主催プログラム)、『エヴェレットゴーストラインズ』(KYOTO EXPERIMENT 2014 公式プログラム)、『国家 – 韓国編』(企画:ユン・ハンソル、2016)など。『ツァイトゲーバー』は国内外で再演され、2014年にはHAU Hebbel am Ufer(ベルリン)の「Japan Syndrome Art and Politics after Fukushima」にて上演された。また、2016年には東アジア文化交流使(文化庁)として中国・上海/北京に滞在しワークショップを行う。セゾン文化財団ジュニア・フェロー。

演出村川拓也
出演工藤修三、ハム・ジヘ、フー・ジェンチャン
コーディネート・通訳(中国)ジャウ・ビンチン
コーディネート・通訳(韓国)パク・ジンミ
舞台監督浜村修司
照明池辺茜
音響甲田徹
映像城間典子
制作豊山佳美
協力城崎国際アートセンター(豊岡市)
助成公益財団法人セゾン文化財団
製作村川拓也
共催京都府立府民ホール“アルティ”
共同製作KYOTO EXPERIMENT
主催KYOTO EXPERIMENT