公式プログラム

セシリア・ベンゴレア&フランソワ・シェニョー

DUB LOVE

Photo by Takuya Matsumi

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ダブとトウシューズが遭遇したら?
世界のダンスシーンの先端を走るデュオが京都に再登場

KYOTO EXPERIMENT 2014で上演された『TWERK』は、その熱狂的なパフォーマンスによってセシリア・ベンゴレアとフランソワ・シェニョーの名をたちまち日本の観客に印象づけた。
正当な舞踊教育の申し子である一方でクラブカルチャーをむさぼるように飲みこみ、そのハイブリッドを体現するこのデュオが次に注目したのは、あらゆる電子音楽のスタイルの由来とも言える「サウンドシステム」——1950年代に始まる多様なジャマイカ音楽の進化において外すことのできない「ミュージックウォール」だ。この強力な音響機構により演奏されるダブは、もはやただのエンターテインメントではない。身体を圧倒するバイブレーションが膨大な数の人々をひとつかみにしてしまう様は宗教的な儀式さながらである。
『DUB LOVE』でこのデュオと競演するのは、レユニオン諸島出身のダブプレートDJ・High Elements。重低音と明るいメロディが引き起こす緊張感が、太陽を思わせるアップビートな音楽を繰り出す。飽くなき重力への挑戦の末にダンサーの身体構造さえも変えてきたクラシックバレエのテクニックが、振動する空間に緻密なラインを刻む。ただ強靭な音楽と身体がそこにある。

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セシリア・ベンゴレア&フランソワ・シェニョー『DUB LOVE』 ロームシアター京都 撮影:松見拓也 セシリア・ベンゴレア&フランソワ・シェニョー『DUB LOVE』 ロームシアター京都 撮影:松見拓也 セシリア・ベンゴレア&フランソワ・シェニョー『DUB LOVE』 ロームシアター京都 撮影:松見拓也 セシリア・ベンゴレア&フランソワ・シェニョー『DUB LOVE』 ロームシアター京都 撮影:松見拓也 セシリア・ベンゴレア&フランソワ・シェニョー『DUB LOVE』 ロームシアター京都 撮影:松見拓也 セシリア・ベンゴレア&フランソワ・シェニョー『DUB LOVE』 ロームシアター京都 撮影:松見拓也 セシリア・ベンゴレア&フランソワ・シェニョー『DUB LOVE』 ロームシアター京都 撮影:松見拓也 セシリア・ベンゴレア&フランソワ・シェニョー『DUB LOVE』 ロームシアター京都 撮影:松見拓也 セシリア・ベンゴレア&フランソワ・シェニョー『DUB LOVE』 ロームシアター京都 撮影:松見拓也 セシリア・ベンゴレア&フランソワ・シェニョー『DUB LOVE』 ロームシアター京都 撮影:松見拓也

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YEAR
2018
DATES
10.18(木)-10.20(土)
VENUE
ロームシアター京都
ノースホール
DURATION
50分
CITY
パリ、フランス
CATEGORY

セシリア・ベンゴレア&フランソワ・シェニョー
Cecilia Bengolea & François Chaignaud

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ブエノスアイレス大学で舞踊や哲学を学んだセシリア・ベンゴレアとパリ国立高等音楽・舞踊学校に学んだフランソワ・シェニョー。2005年よりタッグを組むこの2 人の飽くなき対話を通じて、知的かつ躍動感あふれる鮮烈な作品を生み出している。ベンゴレアは、昆虫の世界および人間の身体と自然の関係を模索した新作『Insect Train』を2018年春に発表。シェニョーは、ノルウェーのCarte Blancheのための作品を2018年5月に制作した。2009年にSyndicat de la Critique より批評家新鋭舞踊家賞を受賞。2014年の光州ビエンナーレでは、それまでの活動が評価され、新進アーティスト賞を受賞。フェスティバル・ドートンヌ(フランス)、インパルスタンツ(オーストリア)、アヴィニヨン演劇祭(フランス)をはじめとする多くの国際舞台フェスティバルで作品を発表している。

www.vlovajobpru.com

セシリア・ベンゴレア
Cecilia Bengolea

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ブエノスアイレス生まれ。ジャズとストリートダンスを学んだ後、ブエノスアイレス大学でダンス人類学(ユージニオ・バルバに師事)および哲学と美学美術史を専攻。2001年にパリに活動拠点を移す。2004年には、マチルダ・モニエがモンペリエで主宰するEx.e.r.ceに参加。ダンサーおよび振付家として、ホアオ・フィアデイロ、クラウディア・トリオッジ、マーク・トンプキンズ、イヴ=ノエル・ジェノード、アラン・バファード、マチルダ・モニエ、アリス・チャウチャット、モニカ・ギンタースドファー、クヌット・クラッセンをはじめとする、様々なアーティストとコラボレーションを繰り広げてきた。
2011年、リオデジャネイロでレヴィ・ストロースの『悲しき熱帯』を題材にした『La Beauté (tôt) vouée à se défaire』(出演:ドナティエン・ヴェイスマン)と『Cri de Pilaga』(出演:ジュリエット・ビヌー)の2本の短編映画を監督。映像作品およびパフォーマンス作品では、ジェレミー・デラーやゴンザレス・フォステールといった著名なアーティストとのコラボレーションの他、アルゼンチンではヴィクトリア・コルメナ(Spa Urbano)、セバスチャン・ボネット、ジャッキー・ルデュエニアらと共に作品制作に取り組んでいる。最近ではダンスホール・ギャングスターやダンスホール・クイーンのリサーチを目的に定期的にジャマイカを訪れている。

フランソワ・シェニョー
François Chaignaud

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レンヌ生まれ。6歳からダンスをはじめ、2003年パリ国立高等音楽・舞踊学校卒業。その後、ボリス・シャルマッツ、エマニュエル・ユイン、アラン・バファード、ジル・ ジョバンといった多くの振付家やダンサーとコラボレーションを展開。『He’s One that Goes to Sea for Nothing but to Make him sick』(2004年)から『Думи мої』(2013年)まで、様々なアイデアを具現化した、ダンスと歌が交差する多様な形態の作品を制作。『Aussi Bien Que Ton Coeur Ouvre Moi Les Genoux』(2008年)のような官能的な作品から崇高な作品に至るまで、ダンスにおける肉体的な厳密さ、歌の何かを喚起する力、さらには、歴史的な言及の間に立ち上がる空間において、身体の可能性を追求してきた。
歴史学者でもあるフランソワは、『L’Affaire Berger-Levrault: le féminisme à l’épreuve (1898-1905)』というタイトルで書籍も出版しているほか、Cockettesのメンバーで伝説的なドラァグクイーンのルミ・ミッサブやキャバレーアーティストのジェローム・マリン(『Sous L’Ombrelle』2011年)、アーティストのマリー・キャロライン(『Duchesses』2009年)、デザイナーのロメイン・ブラウとチャーリー・ル・ミンデュ、アーティストのテオ・マーシエール、写真家のドナチエン・ベイスマン、映像作家のシザー・べイッシーらともコラボレーションしている。最近では、(紀元前または中世グルジアにおける)ポリフォニーの研究を行なっている。

コンセプトセシリア・ベンゴレア、アナ・ピ、フランソワ・シェニョー
構成・出演セシリア・ベンゴレア、フランソワ・ シェニョー、アレックス・マグラー(役割構成:アナ・ピ)
Hip Hop 振付コラボレーションアンジュ・クエ
ダブプレートプレーヤーMatDTSound(with musics of High Elements)
テクニカルマネージャードミニク・パラボー
制作バーバラ・コッフィ、ジャンヌ・ルフェボ、クレモンティーヌ・ルジェ
ツアープランニングサラ・ド・ガンク/Art Happens
製作Vlovajob Pru
製作助成フランス文化・通信省(DRAC オーヴェルニュ - ローヌ - アルプス)、ローヌ - アルプス地方議会
共同製作La Ménagerie de verre(パリ)、アミアン文化ハウス – 創造・製作センター、サマー シーン(ザルツブルク)、Direct Marketing
協力インパルスタンツ(ウィーン)、Karl Regensburger and Vanja & Peter Fuchs
助成在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、欧州委員会
主催KYOTO EXPERIMENT
日仏交流160周年、京都・パリ友情盟約締結60周年

ARCHIVE

  • フランソワ・シェニョー&セシリア・ベンゴレア『TWERK』 京都府立府民ホール“アルティ” 撮影:松見拓也

    フランソワ・シェニョー&セシリア・ベンゴレア

    TWERK