公式プログラム

ロラ・アリアス

MINEFIELD―記憶の地雷原

Photo by Takuya Matsumi

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かつて戦火を交えた者同士が同じ舞台に乗りあわせる
ドキュメンタリー演劇の名手が問う現実と虚構のあいだ

自身の母親の手記をもとに国家や歴史と個人や家族のあいだの葛藤をユーモアを交えながら描いた『憂鬱とデモ』でKYOTO EXPERIMENTに登場してから5年。演劇にとどまらず作家、映画、音楽とさまざまな分野で才能を発揮するアーティスト、ロラ・アリアスが、ふたたび京都にやってくる。
本作で舞台上にあらわれるのは、養護教諭、ビートルズのトリビュートバンドに精を出すもの、退役軍人のカウンセリングに取り組むもの、警備員、刑事弁護士、トライアスロンのチャンピオンの6人。現在、まったくばらばらの生活を営む彼らが、たった一つだけ共有していることがある。彼らは全員、1982年、領土をめぐりイギリスとアルゼンチンの間で勃発したフォークランド紛争/マルビナス戦争における兵士だったのだ。かつて双方の陣営で対峙した者たちは、映画セットを模した空間で、タイムマシーンに乗り合わせたかのように当時の記憶を再訪する。実のところ、退役軍人とはいったいなんなのだろう? 過酷な戦いの生存者か、英雄か、それとも常軌を逸した人間なのか。オーヴァーラップする現実と虚構のあいだに、わたしたちが見出すものとは。

ロラ・アリアス『MINEFIELD―記憶の地雷原』 京都芸術劇場 春秋座 撮影:松見拓也 ロラ・アリアス『MINEFIELD―記憶の地雷原』 京都芸術劇場 春秋座 撮影:松見拓也 ロラ・アリアス『MINEFIELD―記憶の地雷原』 京都芸術劇場 春秋座 撮影:松見拓也 ロラ・アリアス『MINEFIELD―記憶の地雷原』 京都芸術劇場 春秋座 撮影:松見拓也 ロラ・アリアス『MINEFIELD―記憶の地雷原』 京都芸術劇場 春秋座 撮影:松見拓也 ロラ・アリアス『MINEFIELD―記憶の地雷原』 京都芸術劇場 春秋座 撮影:松見拓也 ロラ・アリアス『MINEFIELD―記憶の地雷原』 京都芸術劇場 春秋座 撮影:松見拓也 ロラ・アリアス『MINEFIELD―記憶の地雷原』 京都芸術劇場 春秋座 撮影:松見拓也 ロラ・アリアス『MINEFIELD―記憶の地雷原』 京都芸術劇場 春秋座 撮影:松見拓也

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YEAR
2018
DATES
10.26(金)-10.28(日)
VENUE
京都芸術劇場 春秋座
DURATION
100分
LANGUAGE
英語・スペイン語
(日本語、英語、スペイン語字幕あり)
CITY
ブエノスアイレス、アルゼンチン
CATEGORY

ロラ・アリアス
Lola Arias

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1976 年ブエノスアイレス生まれ。作家・演出家・美術家・パフォーマー。退役軍人、旧共産主義者、ブルガリア人の子供といった、様々なバックグラウンドを持つ人々とコラボレーションしながら、演劇・文学・音楽作品・映像およびアートプロジェクトを制作する。作品では、現実とフィクションが交錯する世界を扱い、2007 年からはドキュメンタリー演劇の分野で作品を発展させてきた。劇場作品の演出のほか、2018年には長編映画『Theatre of war』を制作。シュテファン・ケーギと手がける都市への介入をテーマにしたプロジェクトにくわえ、ウリセス・コンティと共同で作曲と演奏も行なっている。執筆した詩・小説・戯曲は出版もされている。作品は、リフト・フェスティバル(イギリス)、アンダー・ザ・レーダー(アメリカ)、ベルリン国際映画祭を始めとするフェスティバル、および、パリ市立劇場、ウォーカー・アート・センター(アメリカ)、シカゴ現代美術館でも発表されている。今回上演する『MINEFIELD』が2018年、フランクフルト作家賞を受賞。

www.lolaarias.com

作・演出ロラ・アリアス
出演ルー・アーマー、デイヴィッド・ジャクソン、ガブリエル・サガストゥメ、ルーベン・オテロ、スクリム・ライ、マルセロ・バレホ
リサーチ・制作ソフィア・メディチ、ルス・アルグランティ
舞台美術マリアナ・ティランッテ
作曲ウリセス・コンティ
照明デザイン・テクニカルディレクターデイヴィッド・セルデス
映像デザインマルティン・ボリーニ
音響ロベルト・ペレグリーノ/エルネスト・ファラ
演出助手エリカ・タイチャート/アグスティナ・バルソラ
テクニカルアシスタントイマノル・ロペス/エゼキェル・パレデス
制作助手ルシラ・ピフェール/メリッサ・サントロ、マレーナ・シュニッツァー
衣装アンドレア・ピフェール
アソシエイトプロデューサーGema Films
LIFT ロンドン国際演劇祭プロデューサーエリカ・キャンペイヌ、キャロリン・フォーサイス、マット・バーマン
アシスタント(イギリス)ケイト・オコナー
助成ブリティッシュ・カウンシル、在英国アルゼンチン大使館、アーツ・カウンシル・イングランド、サックラー・トラスト
『MINEFIELD』オリジナルコミッション
共同製作
LIFT ロンドン国際演劇祭、ロイヤルコート劇場 (ロンドン)、ブライトンフェスティバル、サルマンティン国立大学、テアターフォルメン(ブラウンシュヴァイク)、LeQuai(アンジェ)、クンストラーハウス・ ムーゾントゥルム(フランクフルト)、Maison des Arts de Créteil、Humain Trop Humain/モンペリエ国立演劇センター、アテネ・エピダウロス・フェスティバル
助成アーツ・カウンシル・イングランド、ブリティッシュ・カウンシル、サックラー・トラスト
主催KYOTO EXPERIMENT

ARCHIVE

  • ロラ・アリアス『憂鬱とデモ』 京都芸術センター 講堂 撮影:阿部綾子

    ロラ・アリアス

    憂鬱とデモ