公式プログラム

市原佐都子/Q

毛美子不毛話/妖精の問題

Photo by Kai Maetani

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代表作二本立て上演!
注目の作家が現代の都市生活にそそぐ観察眼

第61回岸田國士戯曲賞最終候補となり初の海外公演も果たした『毛美子不毛話』と、多数の犠牲者を出し、日本社会に衝撃を与えた2016年の障害者施設での事件をきっかけに取り組んだ『妖精の問題』。近年では小説の執筆も手がけ、ますます活躍の場を広げる劇作家・演出家の市原佐都子が、代表作二本立て上演に臨む。市原の戯曲のほとんどを占めるモノローグには、動物的な欲望や性のメタファーが横溢し、その表現の生々しい手触りは、時に観客の生理的嫌悪をもかきたてる。
『毛美子不毛話』では、合皮のパンプスに満足できず本革のパンプスを求めるOLが、さまよう路地裏で次々に奇妙な人物たちに遭遇していく。『妖精の問題』では、落語、音楽、セミナーとそれぞれ異なる手法で描かれる3つのパートを、フランスを拠点に活動する俳優・竹中香子がほぼひとり芝居で語り切る。
あふれる情報にコンプレックスを刺激され、消費へとあおりたてられるように都市生活を営む現代の人々を、市原は執拗に見つめる。その強いまなざしは、躍動する俳優の体を介してわたしたちが普段やりすごしている社会との摩擦を舞台上に引きずりだし、見えない領域に追いやられてしまっているものたちに光を当てる。

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市原佐都子/Q『毛美子不毛話』 京都芸術センター 撮影:前谷開 市原佐都子/Q『毛美子不毛話』 京都芸術センター 撮影:前谷開 市原佐都子/Q『毛美子不毛話』 京都芸術センター 撮影:前谷開 市原佐都子/Q『毛美子不毛話』 京都芸術センター 撮影:前谷開 市原佐都子/Q『毛美子不毛話』 京都芸術センター 撮影:前谷開 市原佐都子/Q『毛美子不毛話』 京都芸術センター 撮影:前谷開 市原佐都子/Q『毛美子不毛話』 京都芸術センター 撮影:前谷開 市原佐都子/Q『毛美子不毛話』 京都芸術センター 撮影:前谷開 市原佐都子/Q『毛美子不毛話』 京都芸術センター 撮影:前谷開 市原佐都子/Q『妖精の問題』 京都芸術センター 撮影:前谷開 市原佐都子/Q『妖精の問題』 京都芸術センター 撮影:前谷開 市原佐都子/Q『妖精の問題』 京都芸術センター 撮影:前谷開 市原佐都子/Q『妖精の問題』 京都芸術センター 撮影:前谷開 市原佐都子/Q『妖精の問題』 京都芸術センター 撮影:前谷開 市原佐都子/Q『妖精の問題』 京都芸術センター 撮影:前谷開 市原佐都子/Q『妖精の問題』 京都芸術センター 撮影:前谷開 市原佐都子/Q『妖精の問題』 京都芸術センター 撮影:前谷開 市原佐都子/Q『妖精の問題』 京都芸術センター 撮影:前谷開
YEAR
2018
DATES
10.25(木)-10.28(日)
VENUE
京都芸術センター 講堂
DURATION
毛美子不毛話 85分
妖精の問題 110分
LANGUAGE
日本語(英語字幕あり)
CITY
東京、日本
CATEGORY

市原佐都子
Satoko Ichihara

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劇作家・演出家・小説家。1988 年生まれ。桜美林大学にて演劇を学ぶ。2011 年よりQ 始動。モノローグを基調に生きることの不条理さ・混迷する世界で輝く人間の生命力を女性の視点で語る。俳優の身体に重きを置く演出ながら、言葉による表現・リズム感を重視した作風が特徴。人間の行動を動物を観察するかのような目線で捉え再構築した作品からは、命の力強さ躍動感を直接浴びるように感じることができる。2011 年、戯曲『虫』で第11 回AAF戯曲賞受賞。2016 年文芸誌「すばる」にて小説『虫』を発表。2017 年、『毛美子不毛話』が第61 回岸田國士戯曲賞最終候補となる。ソウルマージナルシアターフェスティバル公式プログラムとして招聘され、上演。セゾン文化財団ジュニアフェローアーティスト。

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作・演出市原佐都子
舞台美術中村友美
照明川島玲子
作曲額田大志(東京塩麹/ヌトミック)
舞台監督岩谷ちなつ
制作増田祥基
ドラマトゥルク横堀応彦
『毛美子不毛話』
出演武谷公雄、永山由里恵
照明プラン筆谷亮也
映像制作森すみれ
『妖精の問題』
出演竹中香子、山村祟子、兵藤真世
演奏杉本亮
助成芸術文化振興基金(『毛美子不毛話』)、公益財団法人セゾン文化財団
主催Q(『 毛美子不毛話』)、KYOTO EXPERIMENT

ARCHIVE

  • Photo by Mizuki Sato

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