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ベギュム・エルジヤス×小崎哲哉 特別トーク
2021.9.22

近年では声や音、孤独や共同性などをコンセプトに多様な作品を創作しているベギュム・エルジヤス。今回のKYOTO EXPERIMENTでは、彼女が初めて創作した公共空間でのパフォーマンス『Letters from Attica』を題材にした特別ワークショップを実施。その特別ワークショップを振り返りつつ、彼女のこれまでのアーティスト活動や創作プロセスを紹介し、通底するテーマや関心をひも解いていく。
10.11 (月) 19:00-20:30
ゲスト:ベギュム・エルジヤス、小崎哲哉 (ICA京都 / REALKYOTO FORUM 編集長)
モデレーター:KYOTO EXPERIMENT 共同ディレクター
参加方法:オンライン
配信はこちら☞ KYOTO EXPERIMENT YouTubeチャンネル
参加無料 *申し込みは不要です。
©︎ Bea Borgers
ベギュム・エルジヤス
トルコ、アンカラ生まれ。アンカラで分子生物学と遺伝子学を学びながら、様々なダンスプロジェクトに関わるようになり、パフォーミング・アーツのリサーチ・プロジェクトグループ「laboratuar」に加わる。その後、オーストリアのザルツブルグ・エクスペリメンタル・アカデミー・オブ・ダンスで学んだ。2007-2008年には Akademie Schloss Solitude、2009年にはK3- Zentrum für Choreographie Hamburg、2014年には京都のゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川でアーティスト・イン・レジデンスとして招聘された。主な作品に、『Voicing Pieces』(2016)、『Pillow Talk』(2019)、 『Letters from Attica』(2020) がある。2022–2027年には、アントワープの DE SINGELにクリエイター・イン・レジデンスとして招聘される。
小崎哲哉 (おざき・てつや)
ウェブマガジン『REALKYOTO FORUM』編集長。京都芸術大学大学院教授。同大大学院舞台芸術センター主任研究員。2003年に和英バイリンガルの現代アート雑誌『ART iT』を創刊し、編集長を務めた。あいちトリエンナーレ2013ではパフォーミングアーツ統括プロデューサーを担当。編著書に『百年の愚行』(2002)、『続・百年の愚行』(2014)、著書に『現代アートとは何か』(2018)、『現代アートを殺さないために ソフトな恐怖政治と表現の自由』(2020)などがある。2019年にフランス共和国芸術文化勲章シュヴァリエを受章。2014年から2019年まで、ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川で、滞在アーティストと日本人ゲストによるトークの企画・司会を担当。エルジヤスとはこのイベントで知り合った。
主催:KYOTO EXPERIMENT
共催:国際交流基金京都支部