2021.10.1 Fri - 10.24 Sun

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【終了】ベギュム・エルジヤス 特別ワークショップ参加者募集!

2021.9.16

『Letters from Attica』作品風景 ©︎ Bea Borgers

現在ブリュッセル、ベルリンを拠点に活躍するベギュム・エルジヤスは、トルコで分子生物学と遺伝子学を、ヨーロッパでコンテンポラリーダンスを学んだ異色の経歴を持つ振付家・パフォーマー。KYOTO EXPERIMENT 2021 AUTUMNにて『Voicing Pieces』を上演予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により来日ができなくなったため、エルジヤスによる2020年初演のパフォーマンス作品『Letters from Attica』をもとにした特別ワークショップを開催します。

『Letters from Attica』は、アメリカの活動家、サム・メルヴィル(1934-1971)が、ニューヨーク州のアッティカ刑務所に収監されていた2年の間に、彼の友人や弁護士、そして、家族に宛てた手紙に材を得ています。メルヴィルは、反アメリカ帝国主義・ベトナム反戦運動に傾倒していく中で爆弾テロを起こし、1969年アッティカ刑務所に収監されます。そして、1971年、囚人に対する人種差別の是正と刑務所の生活環境改善を求めて起こした暴動の末に射殺されてしまいます。

『Letters from Attica』では、このメルヴィルの手紙の断片を観客自らが繋ぎ合わせ、公共空間に共同の言語空間を立ち上げます。言葉の内容を共有し、形を与え、それにより互いの距離に橋を架けていくこのパフォーマンスは、さながら極小の単位で社会を形成していく行為のようでもあります。今回のワークショップでは、『Letters from Attica』の手法を使いながら、ある言語を別の言語へと翻訳するワークを通じて、言葉やメッセージを届けることが個人と個人、あるいは社会へのいかなる繋がりに続いているのか、考察します。メルヴィルが獄中から書いた極めて私的なテキストは、英語から日本語へと転換される中で、どのような広がりと接続を見せるでしょうか。

2日間のワークの後、ワークショップリーダーとエルジヤスによる準備を経て、最終日のプレゼンテーションにはワークショップ参加者が再び加わり、翻訳した日本語テキストを他者へと手渡す体験を試みます。言葉や言語に興味のある方、言葉と身体、あるいは言葉とパフォーマンスの関係性に興味のある方、翻訳やドラマトゥルクに興味のある方などを広く募集します。

 
【ワークショップ】
日時:10.4(月)~5(火)両日とも17:00-20:00
会場:ロームシアター京都 ノースホール
定員:15名程度 (要事前申込・先着順)
講師:ベギュム・エルジヤス (オンライン参加)
ファシリテーター:児玉北斗、ジダーノワ・アリーナ、瀧口翔 (参加者と京都現地で共にワークを行います)

【プレゼンテーション】
10.9(土) 16:00 / 18:00 / 20:00
※プレゼンテーションは全ての回に参加していただく必要はありませんが、参加者のスケジュール調整の上、いずれかの回にご参加いただきます。
※プレゼンテーションは野外で行います。

応募要件:
・参加者自らが翻訳の作業をすることがワークショップの主眼であるため、通訳・翻訳は付きません。アーティストと英語での直接コミュニケーションが可能である方を募集します。
・高校生以上であること
・ワークショップ、プレゼンテーションに参加できる方
・翻訳経験の有無は問いません
・プレゼンテーション前に新型コロナウィルスのPCR検査または抗原検査を受けていただく可能性があります。
・参加費:2,000円 (交通費は参加者のご負担となります。)

応募方法:こちらの応募フォームから下記の必要事項をご記入ください。
応募締め切り:10.2(土) 23:59

・氏名 (ふりがな)
・生年月日
・住所
・電話番号
・メールアドレス
・英語レベル (TOEICやTOEFLスコアなど)
・音楽や舞台の経験 (もしあれば)

※ワークショップにあたり、京都国際舞台芸術祭実行委員会では、公益社団法人全国公立文化施設協会の新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインに沿って感染拡大防止対策を講じます。

 
お問合せ:
KYOTO EXPERIMENT事務局 (11:00-19:00 日曜・祝日休[フェスティバル開催期間中は無休])
〠604-0862 京都市中京区少将井町229-2 第7長谷ビル6F
Tel 075-213-5839 
Email office@kyoto-ex.jp

主催:KYOTO EXPERIMENT

 
ベギュム・エルジヤス Begüm Erciyas
トルコ、アンカラ生まれ。アンカラで分子生物学と遺伝子学を学びながら、様々なダンスプロジェクトに関わるようになり、 パフォーミング・アーツのリサーチ・プロジェクトグループ「laboratuar」に加わる。その後、オーストリアのザルツブルグ・エクスペリメンタル・アカデミー・オブ・ダンスで学んだ。2007-2008年には Akademie Schloss Solitude、2009年にはK3- Zentrum für Choreographie Hamburg、2014年には京都のゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川でアーティスト・イン・レジデンスとして招聘された。主な作品に、『Voicing Pieces』(2016)『Pillow Talk』(2019)、 『Letters from Attica』(2020) がある。2022–2027年には、アントワープの DE SINGELにクリエイター・イン・レジデンスとして招聘される。

©︎ Bea Borgers

児玉北斗 Hokuto Kodama
2001年よりダンサーとして国際的に活動、ヨーテボリオペラ・ダンスカンパニーなどに所属し、マッツ・エックらの作品にて主要なパートを務めた。振付家としても『Trace(s)』(2017年・東京)『Pure Core』(2020年・京都)などを発表し高い評価を得る。現在は芸術文化観光専門職大学(兵庫県豊岡市)の専任講師としてダンスや振付をめぐる実践・研究・教育に取り組んでいる。www.hokutokodama.com

ジダーノワ・アリーナ Zhdanova Alina
ロシア生まれ日本育ち。映像作家。2021年よりキュレーターとしても活動。京都市立芸術大学大学院 博士後期課程に在籍。忘却について研究。
作家自身の記憶やルーツをモチーフに、鑑賞者の記憶と対話するような作品を作っている。国内外の映画祭や展覧会などに多数出展。「第2回CAF賞」最優秀賞。「Kyoto Art for Tomorrow 2021 −京都府新鋭選抜展−」では、最優秀賞とゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川国際交流賞を受賞。

瀧口翔 Sho Takiguchi
音響デザイン、作曲家、ダンサー。境界、内と外をテーマに音楽で模索していた2012年、ブラジル人振付家Marcelo Evelin氏との出会いでダンスの世界へ。エヴェリン氏の作品 “Suddenly, Everywhere Is Black With People” (2012), “Batucada” (2014), “Danca Doente 病める舞” (2017), ” A invenção da maldade” (2019) で音響、作曲、ダンサー兼テクニカルディレクターとして参加。以降、身体を使ったパフォーマンス作品に多数参加し、音だけでなく身体からのアプローチを続ける。ノルウェーのダンスカンパニーCarte Blanche ”The who of things”楽曲提供や、最近ではロームシアター京都 レパートリーの創造”Showroom Dummies #4”で音響、お寿司”桃太郎”でドラマトゥルクを担当。

☞ あわせて楽しむ!
【ベギュム・エルジヤス×小崎哲哉 特別トーク】
10.11 (月) 19:00-20:30
オンライン配信

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