提携
高槻芸術時間「インタールード」

2022年7月末に高槻現代劇場 市民会館(1964年開館)が閉館し、来年3月に高槻城公園芸術文化劇場が開館します。高槻芸術時間『インタールード』は、この文化施設の建替えという貴重な「幕間」で行われる8日間の特別な展覧会。国内外で高い評価を得るアーティスト梅田哲也は閉館した市民会館の建物そのものを作品へと変容させ、アートコレクティブ orangcosongは世界各地で展開する遊歩型ツアープロジェクト『演劇クエスト』の新作を高槻の街で製作します。
高槻芸術時間「インタールード」 https://inter-lude.net/
9.17(土)-9.25(日)
*9.20(火)は休館
参加無料
梅田哲也(うめだ・てつや)
建物の構造や周囲の環境から着想を得たインスタレーションを制作し、美術館や博物館における展覧会のほかに、オルタナティブな空間や屋外において、サイトスペシフィックに作品を展開する。パフォーマンスでは、普段行き慣れない場所へ観客を招待するツアー作品や、劇場の機能にフォーカスした舞台作品、中心点をもたない合唱のプロジェクトなどを国内外で発表。また先鋭的な音響のアーティストとしても国際的に知られている。近年のパフォーマンス作品に『Composite: Variations / Circle』(Kunstenfestivaldesarts・ブリュッセル、2017)など。近年の展覧会に「さいたま国際芸術祭2020」(旧大宮区役所、2020)、個展では「梅田哲也 イン 別府『O滞』」(別府、2020-2021)がある。2022年度セゾン文化財団セゾン・フェローⅡ。 https://siranami.com/
orangcosong(オランコソン)
横浜を拠点にアジア各地で活動する藤原ちからと住吉山実里によるアート・コレクティブ。名称はインドネシア語のorang(人)とkosong(空っぽ)から 。演劇やダンスなど舞台芸術の経験をベースにしながらも、ジャンルにこだわらず、プロジェクトごとに様々な他者と結びついて創作を行っている。「冒険の書」を手にして町を歩く遊歩型ツアープロジェクト『演劇クエスト』( 2014-)は、これまで横浜、城崎、マニラ、デュッセルドルフ、安山、 香港、東京、バンコク、ローザンヌ、マカオ、妙高 、マカンダで展開されてきた。
主催:高槻市、公益財団法人高槻市文化スポーツ振興事業団
共催:京都芸術大学
企画:京都芸術大学アートプロデュース学科