提携
ノイマルクト劇場 & 市原佐都子/Q
Madama Butterfly

市原佐都子がオペラ『蝶々夫人』を原案に、その構造を反転し、日本/女性からの視点で西洋/男性を描く。
人間の生と性に関わる違和感を大胆かつ緻密に描く新世代の劇作家・演出家、市原佐都子。彼女と、スイス・チューリヒのノイマルクト劇場の共同制作作品。西洋/男性からの視点で日本/女性が描かれたジャコモ・プッチーニのオペラ『蝶々夫人』を原案に、その構造をひっくり返し、日本/女性からの視点で西洋/男性を描き、人種やジェンダーなどの先入観を痛烈に問い直す。
公演詳細☞ロームシアター京都ウェブサイト
9.15(木)19:00
9.16(金)19:00
9.17(土)14:00
一般3,500 円、ユース(25 歳以下)2,000 円、18 歳以下1.000 円
市原佐都子(いちはら・さとこ)

劇作家・演出家・小説家・城崎国際アートセンター芸術監督。1988年大阪府生まれ福岡県育ち。桜美林大学にて演劇を学び、2011年よりQ 始動。人間の行動や身体にまつわる生理、その違和感を独自の言語センスと身体感覚で捉えた劇作、演出を行う。2011年、戯曲『虫』にて第11回 AAF 戯曲賞受賞。2017年『毛美子不毛話』が第61回岸田國士戯曲賞最終候補となる。2019年に初の小説集『マミトの天使』を出版。同年『バッコスの信女 ─ ホルスタインの雌』をあいちトリエンナーレにて初演。同作にて第64回岸田國士戯曲賞受賞。2021年、ノイマルクト劇場(チューリッヒ)と共同制作した『Madama Butterfly』をチューリヒ・シアター・スペクタクル、ミュンヘン・シュピラート演劇祭等で上演。2022年1月にロームシアター京都レパートリーの創造にて『妖精の問題デラックス』を上演。
主催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会
製作:ノイマルクト劇場
共同製作:一般社団法人Q、シアターコモンズ、チューリヒ・シアター・スペクタクル
制作協力:城崎国際アートセンター
後援:在日スイス大使館
文化庁 統括団体によるアートキャラバン事業(コロナ禍からの文化芸術活動の再興支援事業)、「JAPAN LIVE YELL project」、ステージインキュベーションキョート