フェスティバルについて

開催概要

KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2025
“松茸や知らぬ木の葉のへばりつく”

会期☞ 2025年10月4日(土)〜10月26日(日)[23日間]

会場☞ ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、THEATRE E9 KYOTO、京都市立芸術大学ギャラリー @KCUA、伊藤記念図書館(京都市立芸術大学附属図書館)、京都市左京東部いきいき市民活動センター、CLUB METRO、ほか

主催☞ 京都国際舞台芸術祭実行委員会[京都市、ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)、京都芸術大学 舞台芸術研究センター、THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)]、
一般社団法人KYOTO EXPERIMENT

KYOTO EXPERIMENTとは?

KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭は、2010年より京都市内で開催している舞台芸術祭です。国内外の「EXPERIMENT (エクスペリメント)= 実験」的な舞台芸術を創造・発信し、芸術表現と社会を、新しい形の対話でつなぐことを目指しています。演劇、ダンス、音楽、美術などジャンルを横断した実験的表現が集まり、そこから生まれる創造、体験、思考を通じて、新たな可能性をひらいていきます。

フェスティバルが根ざす関西地域をアーティストの視点で探究し、未来の創造的な土壌を耕していくためのリサーチプログラム「Kansai Studies」、世界各地の実験的な舞台芸術を紹介する上演プログラム「Shows」、実験的表現とそれが生まれる背景や、いまを考えるトピックを扱うワークショップやトークが体験できるエクスチェンジプログラム「Super Knowledge for the Future [SKF]」の 3 つのプログラムでフェスティバルを実施します。


今年のキーワード

松尾芭蕉の俳句から引いた「松茸や知らぬ木の葉のへばりつく」をキーワードに、多様な⼈々と舞台芸術の出会いと対話が可能になるフェスティバルとして開催します。

松茸に松ではない知らない木の葉がくっついている、という意の芭蕉の俳句からは、未知や違和感との出会いと共存のあり方、そして長じて、未知や違和感を覚える領域があるからこそ生まれる出会いがある、という思考を引き出すことができます。見知らぬものの違和感や他者との差異は、ともすれば世界を引き裂く分断の理由となるでしょう。しかし、こうした状況にある現代だからこそ、実験的な舞台芸術を通して違和感やノイズを肯定的に捉え、わたしたちを覆う分断へのささやかな抵抗とすることを、このキーワードを通して提案します。


開催クレジット

主催:
京都国際舞台芸術祭実行委員会
– 京都市
– ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)
– 京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)
– 京都芸術大学 舞台芸術研究センター
– THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)
一般社団法人KYOTO EXPERIMENT

共同主催:
京都市立芸術大学
[ターニヤ・アル゠フーリー&ズィヤード・アブー・リーシュ、アダム・キナー&クリストファー・ウィレス]

独立行政法人国際交流基金
[マーク・テ/ファイブ・アーツ・センター、Jang-Chi × 李 銘宸(リー・ミンチェン)×ネス・ロケ × 温 又柔 ]

左京東部いきいき市民活動センター(指定管理者:特定非営利活動法人劇研)
[村川拓也]

助成:
文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(国際芸術交流))
|独立行政法人日本芸術文化振興会
一般財団法人地域創造
公益社団法人企業メセナ協議会 社会創造アーツファンド

助成(個別プログラムに対する):
クリエイター支援基金
公益財団法人吉野石膏美術振興財団

協賛:
株式会社長谷ビル

機材協力:
株式会社流(RYU)、有限会社クワット、株式会社タケナカ

協力:
BnA Alter Museum、ホテル アンテルーム 京都、河岸ホテル、THE REIGN HOTEL KYOTO、node hotel、MAGASINN KYOTO、CLUB METRO、京都岡崎 蔦屋書店、京都学生演劇祭 2025、豊岡演劇祭2025、ニュイ・ブランシュ KYOTO in Residence、一般社団法人HAPS、京都市東山青少年活動センター

令和7年度(第80回)文化庁芸術祭記念公演


京都国際舞台芸術祭実行委員会

委員長:
山本麻友美(京都芸術センター副館長)

副委員長:
石田洋也(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団専務理事)

委員:
安藤善隆(京都芸術大学 舞台芸術研究センター所長/同大学教授)
梅山いつき(演劇研究者/近畿大学文芸学部芸術学科舞台芸術専攻准教授)
小倉由佳子(ロームシアター京都事業課長)
小崎哲哉(ジャーナリスト/アーツ・プロデューサー)
蔭山陽太(一般社団法人アーツシード京都理事/THEATRE E9 KYOTO支配人)
小山田 徹(美術家/京都市立芸術大学理事長・学長)
牧澤 憲(京都市文化市民局 文化芸術企画課事業推進担当課長)
松本守弘(公益財団法人京都市芸術文化協会専務理事兼事務局長)
吉岡 洋(美学者/京都芸術大学 文明哲学研究所所長)

顧問:
天野文雄(能楽研究者/大阪大学名誉教授)
太田耕人(演劇評論家/京都教育大学学長)
茂山あきら(狂言師/NPO法人京都アーツミーティング理事/THEATRE E9 KYOTO館長)
篠原資明(京都大学名誉教授)
千 宗室(裏千家家元)
建畠 晢(詩人/美術評論家/京都芸術センター館長)
畑 律江(毎日新聞客員編集委員/大阪芸術大学短期大学部客員教授)
平田オリザ(劇作家・演出家/劇団「青年団」主宰/芸術文化観光専門職大学学長/京都市特別顧問/青森県立美術館館長)
(五十音順)


京都国際舞台芸術祭実行委員会事務局

共同アーティスティック・ディレクター:
川崎陽子、塚原悠也

事務局:
垣脇純子(事務局長)
川崎陽子(エグゼクティブ・ディレクター)
和田ながら(アシスタント・ディレクター)
豊山佳美(ディレクターチームデスク、広報)
門脇俊輔(経理・票券)
前田瑠佳、江口桃魚、加藤夏輝(広報)
井上美葉子、永澤萌絵(インターン・ボランティア統括)
渡邉裕史(フリンジ:More Experiments、ミーティングポイント)
イフクキョウコ
木村莉彩、杉原武尊、村側晃太郎(インターン)

制作統括:山﨑佳奈子(KANKARA Inc.)
制作:柴田聡子、清水 翼(KANKARA Inc.)、陳 逸君、豊山佳美、neco、八木志菜、渡邉裕史
[ロームシアター京都]垣田みずき、川原美保、寺田貴美子、眞鍋隼介
[京都芸術センター]黄 宇曦、谷 竜一、寺岡樹音、西田祥子、三好帆南、雪岡 純
[京都芸術大学 舞台芸術研究センター]井出 亮、中間慶子
[THEATRE E9 KYOTO]奥山愛菜

Kansai Studiesコーディネーター:堤 拓也
海外キュレーター招聘 コーディネーター:新田幸生

テクニカル:
小林勇陽(ディレクター)
北方こだち、小島聡太、十河陽平、綿中駿介(コーディネーター)
さかいまお(デスク)

ドキュメントコーディネート:山口紀子
和文英訳:Art Translators Collective(水野響、森本優芽、リリアン・キャンライト)、 ウィリアム・アンドリューズ、齋藤 啓
通訳:齋藤 啓、辻井美穂

アートディレクション・デザイン:小池アイ子
デザインアシスタント:田中ヴェートリ美南海、田尾さくら
ウェブディレクション・デザイン・開発:白石洋太

アドバイザリーボード:
大澤寅雄(合同会社文化コモンズ研究所代表)
富樫佳織(明星大学経営学部教授)