お知らせ

批評プロジェクト 2025 応募要項

2025.7.22 (Tue)

C.T.T. 村川拓也 演劇版『テニス』の試演 撮影:長谷川槙也

実験的な舞台芸術を通してその背景や環境も含めた対話の場をひらいていくことを目指すKYOTO EXPERIMENTでは、実験的舞台芸術の見方を考える批評プロジェクトを2020年度より継続して実施しています。

今回対象となるのは、村川拓也による舞台版『テニス』です。

本批評プロジェクトへの参加者には、舞台版『テニス』公演を観劇の上、批評を執筆いただきます。応募された作品からは、審査を経て最大3作品が選出され、メンター(梅山いつき / 演劇研究者)からのアドバイスを経てブラッシュアップされた該当作品は英語への翻訳も行い、日英ともにKYOTO EXPERIMENTウェブサイトに掲載されます。さらに、そこから選考を行い、最終選出作品1作品が選ばれます。

応募締切:11.10(月)23:59

【対象作品】
村川拓也 演劇版『テニス』

公演日程
10.9(木)16:00
10.10(金)14:00 ★
10.11(土)14:00/18:00
10.12(日)14:00 ♡
10.13(月)12:00
★ポスト・パフォーマンス・トーク
♡託児あり (要事前申込 / 各公演7日前まで)

会場:京都市左京東部いきいき市民活動センター 集会室

【審査・メンター】
梅山いつき (演劇研究者)

【応募条件】

・対象演目作品の観劇ができる方
・対象演目の観劇後、下記の締切日までに3000字以上5000字以内の劇評を提出できる方

【応募書類・宛先】

応募締切日までに、以下の情報を添えてメールにて原稿をご提出ください。

・ご氏名 (ふりがな)
・日中連絡のとれる電話番号
・観劇日時
・執筆者のプロフィール (200字-300字程度)
・劇評のタイトル
・劇評 (テキストデータで3000字以上5000字以内、文脈段落毎に一行スペースを入れる事)

宛先: KYOTO EXPERIMENT批評プロジェクト2025係
office@kyoto-ex.jp

【審査および選出作品の発表】
・メンターによる審査を経て、最大3作品を選出、11月下旬に発表します。
・選出作品に対しては、メンターからのアドバイスがあり、ブラッシュアップ期間を経て12月下旬にKYOTO EXPERIMENTウェブサイトに掲載されます。
また、さらに審査を経て、選出作品のうち1作品が最終選考作品として掲載されます。
・選出作品は、フェスティバル側で英訳を行い、英訳原稿についてもKYOTO EXPERIMENTウェブサイトに掲載されます。
・選出作品は、舞台芸術をめぐる言説を発信するプラットフォーム「紙背WEB」にも掲載されます。

【注意事項】
・固有名詞の誤記、事実との相違などは、事務局側から修正をお願いする場合があります。
・原稿の著作権は執筆者本人に帰属します。


【お問い合わせ】
KYOTO EXPERIMENT事務局

〒604-0862 京都市中京区少将井町229-2 第7長谷ビル6F

TEL 075-213-5839 (平日11:00-19:00 [フェスティバル期間中は無休])


メンター

梅山いつき (うめやま いつき)

演劇研究者。東奔西走して劇場をめぐる放浪評論家。1981年新潟県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。早稲田大学演劇博物館で小劇場演劇の作家や水族館劇場等、野外劇に関する企画展を手がけ、現在、近畿大学准教授。アングラ演劇をめぐる研究や、野外演劇集団にスポットを当てたフィールドワークを展開している。著書に『佐藤信と「運動」の演劇』(作品社、第26回AICT演劇評論賞受賞)、『アングラ演劇論』(作品社、第18回AICT演劇評論賞受賞)、『60年代演劇再考』(岡室美奈子との共編著、水声社)など。

主催:京都国際舞台芸術祭実行委員会[京都市、ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)、京都芸術大学 舞台芸術研究センター、THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)]
一般社団法人KYOTO EXPERIMENT
助成:文化芸術活動基盤強化基金(クリエイター等育成・文化施設高付加価値化支援事業)| 独立行政法人日本芸術文化振興会
協力:紙背