お知らせ

KYOTO EXPERIMENT 2025 全プログラム発表!

2025.7.22 (Tue)

©小池アイ子

KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2025は、松尾芭蕉の俳句から引いた「松茸や知らぬ木の葉のへばりつく」をキーワードに、多様な⼈々と舞台芸術の出会いと対話が可能になるフェスティバルとして開催します。

松茸に松ではない知らない木の葉がくっついている、という意の芭蕉の俳句からは、未知や違和感との出会いと共存のあり方、そして長じて、未知や違和感を覚える領域があるからこそ生まれる出会いがある、という思考を引き出すことができます。見知らぬものの違和感や他者との差異は、ともすれば世界を引き裂く分断の理由となるでしょう。しかし、こうした状況にある現代だからこそ、実験的な舞台芸術を通して違和感やノイズを肯定的に捉え、わたしたちを覆う分断へのささやかな抵抗とすることを、このキーワードを通して提案します。

フェスティバルが根ざす関西地域をアーティストの視点で探究し、未来の創造的な土壌を耕していくためのリサーチプログラム「Kansai Studies」、世界各地の実験的な舞台芸術を紹介する上演プログラム「Shows」、実験的表現とそれが生まれる背景や、いまを考えるトピックを扱うワークショップやトークが体験できるエクスチェンジプログラム「Super Knowledge for the Future [SKF]」の3つのプログラムでフェスティバルを実施します。


参加アーティスト

☞ Kansai Studies(リサーチプログラム)
おおしまたくろう[展示]

☞ Shows(上演プログラム)
アダム・キナー&クリストファー・ウィレス[パフォーマンス]
ALKDO/アルコド、Marginal、Radigals[音楽]
中間アヤカ[ダンス]
バック・トゥ・バック・シアター[演劇]
Jang-Chi×李 銘宸(リー・ミンチェン)×ネス・ロケ×温 又柔[演劇]
筒井潤[演劇]
マーク・テ/ファイブ・アーツ・センター[演劇]
マルタ・ルイサ・エルナンデス・カデナス[演劇]
荒木優光[音楽・パフォーマンス]
倉田翠/akakilike[ダンス]
村川拓也[演劇]
ターニヤ・アル゠フーリー&ズィヤード・アブー・リーシュ[パフォーマンス・展示]

☞ Super Knowledge for the Future [SKF](エクスチェンジプログラム)
バストリオ[演劇]

☞ Echoes Now(ショーケース)
川口万喜プログラム:小出麻代・小林 颯・高橋久美子[パフォーマンス]
堤​拓也プログラム:倉知朋之介[パフォーマンス]
和田ながらプログラム:レウ・ウィジェ+和田ながら[演劇・ダンス]

開催概要

会期☞ 2025年10月4日(土)– 10月26日(日)
会場☞ ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、THEATRE E9 KYOTO、京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、伊藤記念図書館(京都市立芸術大学附属図書館)、京都市左京東部いきいき市民活動センター、CLUB METRO ほか

主催☞ 京都国際舞台芸術祭実行委員会 
[京都市、ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)、京都芸術大学 舞台芸術研究センター、THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)]
一般社団法人KYOTO EXPERIMENT

チケットは8月8日(金)12:00より発売します!
(チケットページは7月末オープン予定)