「えーっと えーっと」のキーワードを端緒に、現代社会について考えるトークの第3弾。何かを思い出そうとする時などに、つい発してしまう「えーっと」。この言葉自体に機能はないとされるが、果たして本当にそうだろうか。 一見役に立たないように見えるものに、大切な何かが隠れているのかも……!? 本トークではそんな仮説を、「不便益」(不便だからこそ、良いことがある)を提唱し、システム工学を通して探求している川上浩司をゲストに迎え、参加者の皆さんとともに考えてみたい。わたしたちの身近にある、ささやかだけど大切な不便益とは?
ゲスト: 川上浩司 (京都先端科学大学工学部教授)
聞き手: KYOTO EXPERIMENT 共同ディレクター