Wound and Ground
10.4 (Sat)・10.9 (Thu)
【全席立見】¥3500 (+1drink)
『Wound and Ground』は、振付家・児⽟北⽃が 2022年から継続的に取り組んでいるプロジェクトであり、地⾯を押し続ける⾝体動作を起点に、平成以降の私たちを取り巻く不安定性と直⾯し、⾝体化する実践だ。
今回は京都アンダーグラウンドの聖地「京都メトロ」で、一つの完成系としてのパフォーマンス・イベントを行う。
2010年代の⾵営法によるクラブ摘発は、規律から外れる⾝体を権⼒側が規制した象徴的事象であり、権力のみならず内⾯化された道徳や規律にも縛られる私たちからは、拠り所の無さから⽣じる不安を解消する逃げ道が奪われている。
不安に駆られ、また不安から逃れるように地⾯を押し続ける⾝体動作は、酩酊と明晰の両⽅で視界を覆う。気が付くと地⾯に押し返される。もう主導権はない。永遠に終わらない気がしてくる。
傷と地⾯を覆っていたかさぶたを⾒つけ、静かに剥がすと、下からは⼼臓のビートが微かに聞こえてくる。
アーティストプロフィール
お問合せ:purecore.dance@gmail.com
パフォーマンス・振付:児玉北斗 黒田健太 藤田彩佳 益田さち
サウンド:武田真彦
ゲストDJ:CeeeSTee
プロジェクト・マネジメント:竹宮華美
ドラマトゥルク/テクスト:増川建太
ファシリーテーション:小松菜々子
プロダクション・サポート:遠藤リョウノスケ 太田夏来 渡辺瑞帆
ロゴ・デザイン:村上真里奈
原案/演出:児玉北斗
京都芸術センター制作支援事業
主催:児玉北斗 / Pure Core
*フリンジ:More Experimentsのお問合せ先は主催者へご連絡ください。