ノー・ボンチ(ファストリサーチスクラッピング)
10.10 (Fri) 18:00 ★
10.11 (Sat) 16:00
10.12 (Sun) 16:00 ♡
★ ポスト・パフォーマンス・トーク
♡ 託児あり
60分(予定)
一般:¥3,500
ユース(25歳以下)・学生:¥3,000
高校生以下:¥1,000
ペア:¥6,500
自転車都市・京都を音で体感。
「サイクリングサウンドシアター」
フェスティバルの柱のひとつである地域のリサーチプログラム「Kansai Studies」。この過去のアーカイブと1970年代末のN.Y.におけるアンダーグラウンドな音楽ムーブメントに触発され、独自のフィールドワークを元にした新作を発表する荒木優光。今回はコンパクトな都市・京都の日常に欠かせない自転車に着目し、独創的な「サイクリングサウンドシアター」を立ち上げる。
“ファストリサーチ”と自ら名付けた短期リサーチにより、自転車の機能や構造、京都における移動性やポテンシャルを引き出していく荒木は、これらを即興的・身体的なアプローチでスクラップしながら楽曲を創作していく。一方で、自転車を活用したサウンドデバイスを新たに開発。動力源となる漕ぎ手によるパフォーマンス、街や人の声、路上からの中継が、混沌としながらも共鳴していくライブを通して、現代都市・京都のエネルギッシュで実験的なサウンドスケープを体感してほしい。
アーティストプロフィール
荒木優光
京都(日本)
アーティスト・音楽家・サウンドデザイナー。1981年山形県生まれ、京都拠点。
音楽を活動の主体としながらもその周縁に立つことを起点として、聴くことの創造性をユーモラスに追求し、文脈や効用の再考を促す。独自の解釈とプロセスによって音場空間を構築し、シアターピースやインスタレーション、パフォーマンス、ツアー、音源など多岐にわたる形態で発表している。近年のパフォーマンス作品に、『空き地のTT』(サウンドアラウンド004 げんし、ロームシアター京都、2024)、『サウンドトラックフォーミッドナイト屯』(KYOTOEXPERIMENT 2021 AUTUMN、比叡山山頂駐車場、2021)、『パブリックアドレス 音場』(Kunstenfestivaldesarts、ブリュッセル、2021)、『ゾンビとサウンドトラック』(京都市京セラ美術館 講演室、2021)など。個展に、「ダンスしないか?」(長野県立美術館アートラボ、2022)、「そよ風のような、出会い」(gallery αM、東京、2022)、「わたしとゾンビ」(京都市京セラ美術館ザ・トライアングル、2020)など。音楽グループNEW MANUKEのメンバーとしても活動している。
助成:クリエイター支援基金