ターニヤ・アル゠フーリーと共に『電力と権力を探して』を創作し、出演も担うズィヤード・アブー・リーシュは、近代中東・北アフリカ(MENA)地域を専門とする歴史学者であり、『The State of Lebanon: Popular Politics and Institution Building in the Wake of Independence(レバノン国家:民衆政治と独立後の制度構築)』(スタンフォード大学出版局より出版予定)の著者。本トークでは、レバノンにおける電力問題や中東における抵抗運動の研究を中心に、作品創作と研究とのつながり、バード大学「人権芸術センター」やウェブマガジン「Jadaliyy」との共同作業について聞く。
ゲスト:ズィヤード・アブー・リーシュ
聞き手:藤田瑞穂(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA チーフキュレーター/プログラムディレクター)
主催:KYOTO EXPERIMENT、京都市立芸術大学
助成:令和7年度 大学における芸術家等育成事業
「TOPOS:まなびあう庭としての芸術大学」共同企画
芸術大学を人々が共にまなびあう場と捉え、広い意味での芸術実践に関わる知識と経験を深めていくことを目指した人材育成プロジェクト。