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ロゴコンセプト
2020.10.26
KYOTO EXPERIMENTロゴ
2020年よりアートディレクターに小池アイ子を新しく迎え、KYOTO EXPERIMENTのロゴが変わりました。プログラムだけではなく、フェスティバルにまつわるデザインも「EXPERIMENT (エクスペリメント) =実験」的な試みをこれから展開していきます。
ロゴ・コンセプト
中止、延期、オンライン配信。
繰り返される変更の通知。未来が見えない不安と葛藤。
変わりゆく状況の中で、これからの舞台芸術祭のロゴを、いま定めてしまうのは難しいと思った。
混沌とした世の中のぐにゃぐにゃと、ダンスやパフォーマンス、動きの軌道のぐにゃぐにゃ。
変化する社会や人の気持ちに寄り添って、柔軟で、変容する、2 秒で出来る即興性のあるロゴ。
不安や期待、愛をこめて、その都度ぐにゃぐにゃを描く。
世界がぐにゃぐにゃしているとき、舞台芸術もぐにゃぐにゃ起こっている。
プラットフォームが変わっても、舞台芸術はなくならない。
このぐにゃぐにゃが、従来の舞台芸術祭の在り方を越えて、どう変貌していくのか、実験していきたい。
アートディレクター
小池アイ子 Aiko Koike
1989年東京生まれ。セントラル・セント・マーチンズ大学グラフィックデザイン学部卒業後、village® 所属。2016年より独立。アートディレクション、グラフィックデザイン業務を行う。
aikokoike.com/