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次期プログラムディレクター決定のお知らせ

2019.4.25

画像左より塚原悠也、ジュリエット・礼子・ナップ、川崎陽子 Photo by Takuya Matsumi 画像左より塚原悠也、ジュリエット・礼子・ナップ、川崎陽子 Photo by Takuya Matsumi

KYOTO EXPERIMENT 2019は2010年よりプログラムディレクターを務めてきた橋本裕介によるプログラミングの最後の年となります。2020年からの次期プログラムディレクターは、3名で構成されるコレクティブに決定したことをお知らせします。
 
KYOTO EXPERIMENT 次期プログラムディレクター
塚原悠也:アーティスト/contact Gonzoメンバー
川崎陽子:プロデューサー/現KYOTO EXPERIMENT制作統括
ジュリエット・礼子・ナップ:PRマネージャー/現KYOTO EXPERIMENT広報

 
この度、京都国際舞台芸術祭実行委員会は、KYOTO EXPERIMENTの次期プログラムディレクターとして、3名で構成されるコレクティブを選定したことをお知らせします。
このコレクティブは、塚原悠也、川崎陽子、ジュリエット・礼子・ナップによる3名で、KYOTO EXPERIMENT 2020からのプログラムを担当することになります。就任期間は2024年のプログラムまでで、以降最大5年間、計10年間まで延長できることが保証されています。
プログラムディレクターは初回の2010年より橋本裕介が務めてきましたが、10回目を迎えるKYOTO EXPERIMENT 2019を控え、後進育成の観点および本芸術祭の新たなアイデンティティ構築のために、プログラムディレクターの交代を行う運びとなりました。

次期プログラムディレクターの選定にあたっては、①芸術的視点の多様さ、②実務的な専門領域の広範さ、③海外とのコミュニケーション、④若い世代の感性、こうした観点から検討を重ねました。3名の専門家が引き継ぐことで、これらの観点をカバーでき、本芸術祭の更なる発展に寄与すると考えています。
国内外のさまざまな社会状況が急速に変化する中、現代はこれまでの常識が簡単に通用しない不透明さに彩られています。おそらく芸術自体も、大きな激流に巻き込まれていく時代にあって、より明晰に「現代」と「芸術」を見通すためには、単に新しさを礼賛するだけでも、単に古いものを墨守するだけでもなく、複眼的な思考を、それぞれの個が手に入れる必要があるでしょう。今回構想しているKYOTO EXPERIMENTの新しい3名のコレクティブによるディレクター体制は、上記のような来たるべき時代の要請に応え、これからのフェスティバルが必要とする「複眼的思考」を支える、またとない人選であると確信しています。

京都国際舞台芸術祭実行委員会

 
プロフィール

塚原悠也 Yuya Tsukahara
1979年、京都生まれ大阪在住。関西学院大学大学院文学部美学専攻修士課程修了。2002年にNPO DANCEBOXのボランティアスタッフとして参加した後、2006年パフォーマンス集団contact Gonzoの活動を開始。殴り合いのようにも、ある種のダンスのようにも見える、既存の概念を無視したかのような即興的なパフォーマンス作品を多数制作。またその経験をもとに様々な形態のインスタレーション作品や、雑誌の編集発行、ケータリングなどもチームで行う。2011-2017年度、セゾン文化財団のフェロー助成アーティストとして活動。京阪なにわ橋駅併設アートエリアB1共同ディレクター。
 
川崎陽子 Yoko Kawasaki
1982年、三重生まれ。2006年東京外国語大学ドイツ語学科卒業後、ベルリン自由大学にて学ぶ。株式会社 CAN 勤務を経て、2011-2014年京都芸術センター アートコーディネーター。2014-2015 年、文化庁新進芸術家海外研修制度によりベルリン HAU Hebbel am Ufer劇場にて研修。近年は余越保子、関かおりPUNCTUMUNのプロデュース、制作会社プリコグにて岡崎藝術座、ウティット・へーマムーン×岡田利規×塚原悠也『プラータナー:憑依のポートレート』などの制作担当、TPAM ディレクションプログラム制作などに携わる。2018年「The Instrument Builders Project Kyoto – Circulating Echo」を共同キュレーション。KYOTO EXPERIMENTには 2011 年より制作として参加、多くの国際共同製作プロジェクトを担当。
 
ジュリエット・礼子・ナップ Juliet Reiko Knapp
1992年、福岡生まれ。英文学と言語をオックスフォード大学で学び、2013年JETプログラムで来日、静岡市の小中学校にて英語教師として日本で仕事を始める。京都芸術センター、SPAC静岡県舞台芸術センターにてインターンやボランティアとして活動の後、Ryoji Ikeda Studio Kyotoでコミュニケーションマネージャー、音楽及びパフォーマンスのプロジェクトマネジャーを務める。編集や舞台芸術に関する通訳、翻訳の経験多数。2017年よりKYOTO EXPERIMENTに所属し、広報およびプログラムディレクターのアシスタントを担当。

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