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Kansai Studies & reEDOcate me!
2022.10.14
KYOTO EXPERIMENTが協力で参加しているフェスティバル「reEDOcate me!」がベルリンのFloating Universityにて10月14日から23日まで開催されます。KYOTO EXPERIMENTのリサーチプログラム、Kansai Studiesの参加アーティストである和田ながらがこの「reEDOcate me!」にも参加し、Kansai Studiesでリサーチを重ねてきた琵琶湖とお好み焼きについてのテキストを提供しています。テキストはドイツ語に翻訳され、現地のパフォーマーがリーディングします。このテキストは、KYOTO EXPERIMENTで上演中(10月16日まで)の、Kansai Studiesの上演にも使われています!
Kansai Studiesについて
KYOTO EXPERIMENTのひとつ。京都発の国際フェスティバルとして、自分たちが立脚する「地域」について自覚的に捉え、フィールドワークを通して探求するプログラム。アーティストが中心となり、地域住民やプロデューサー、研究者と一緒に、京都や関西の文化を継続的にリサーチしていきます。活動を通じて生まれた思考の軌跡やプロセスは特設ウェブサイトに蓄積され、誰もがアクセスできるオンライン図書館として公開。未来のクリエイターや企画のためのナレッジベースや実験場、アイデアソースとなることを目指します。
https://kansai-studies.com/
reEDOcate me!について
江戸時代(1603-1868)の260年間、日本は太陽光エネルギーを活用していました。そこでは、かつてないほど芸術文化が開花しました。節約や削減が必要とされる時代に、新たな芸術の技法や生活の工夫が生みだされたのです。当時の芸術と文化は、今日でも知られている高みに到達しました。俳句、歌舞伎、能、書道、金継ぎ、寿司、着物などです。reEDOcate me! は、 この歴史的モデルからインスピレーションを得て、つい回避したくなる気持ちやハードルを克服する機会を提供します。20人のアーティストが、江戸時代の持続可能戦略を今の時代に即したトランスフォーメーションを可能にする方法へと翻訳します。
アーティストたちが作り出す体験空間が、あなたの習慣的行動を中断させ、日々の生活への意識を変革します。あなたの有害な生活習慣を学び捨て、未来を担う新たな生活習慣を身に着けることになります。
https://reedocate-me.com/
クレジット
Aljoscha Begrich、山口真樹子、Christian Tschirner、Benjamin Foerster-Baldenius、Dido Aquilantiによるプロジェクト
主催:raumlaborberlin、les dramaturx
参加アーティスト:Andreas Greiner and Takafumi Tsukamoto、Anna Kpok、高山明、Christophe Maierhans、Ella Ziegler、Jan Caspers、les dramaturx、meierfranz、Mats Staub、Metis、Nicholas Bussmann、松根充和、和田ながら、Sabine Zahn and Joshua Rutter、Ricardo Sarmiento Ramírez、原サチコ、岡田利規 and Maike Knirsch.
助成:HAUPTSTADTKULTURFONDS、E.ON Stiftung
協力:KYOTO EXPERIMENT
【Kansai Studies公演概要】
10.14(金)19:00
10.15(土)13:00 / 16:00
10.16(日)16:00
会場:京都芸術センター フリースペース