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【受付終了】Kansai Studies リサーチャー募集
2023.4.13
Kansai Studiesは、KYOTO EXPERIMENTで、2020年度より開始したリサーチプログラムです。アーティストの視点から関西圏の文化、表現、生活などにまつわるトピックスを選びリサーチを行ってきました。2022年度までの3年間は、演出家の和田ながらさん、建築ユニットのdot architectsがリサーチメンバーとして参加し、1年目は琵琶湖から大阪湾まで流れる水について、2年目は関西圏の食文化としてお好み焼きに関して食材の流通やレシピ、ネーミングについてなど多角的に調べ、3年目はさらにリサーチを深めながら演劇作品を創作し、その成果を発表しました。
また、Kansai Studiesでは、リサーチプロセスを広く共有するため、特設ウェブサイトを設け、フィールドワークのレポートなどの記事を掲載しています。このウェブサイトがフェスティバルの観客や関西を訪れるアーティストに参照されることで、フェスティバルが立脚する地域についての知識が共有され、作品と土地、その歴史や風土の関係性や独自性が再確認されることを目指しています。
関西人もまだ知らない関西の在り方を、Kansai Studiesというプログラムによって、マクロ的、ミクロ的に掘り下げていきたいと思います。
そこで2023年度は、Kansai Studiesのリサーチをこれまでにない方向に開いていくために、リサーチャーを公募します。関西圏を拠点とするアーティストによる、それぞれの幅広い観点でリサーチを更新できればと考えています。
是非ここ京都で開催される国際的な舞台芸術祭のコア・プログラムの一つであるこの企画にご参加ください。
KYOTO EXPERIMENT共同ディレクター
川崎陽子 塚原悠也 ジュリエット・ナップ
Kansai Studies ウェブサイト☞https://kansai-studies.com/
☞公募概要
募集人数:5名前後
募集対象:
関西圏を拠点に表現活動を行っている方(表現のジャンルは問わない)
リサーチ内容:
関西圏の文化、表現、生活に関わるマクロ的ミクロ的な視点でご自身が特に興味・熱意のある分野、トピックスについて、フィールドワークや専門家へのインタビューなど、さまざまな方法でリサーチを行っていただきます。
リサーチ発表形式:
テキスト、写真、動画、その他得意なメディアで主にウェブサイト上でリサーチプロセスを共有(ボリュームは内容に応じて相談)。KYOTO EXPERIMENT 2023開催期間中(2023年9月30日〜10月22日)に、オープンリサーチやパブリックトーク等も開催する可能性があります。
リサーチ期間:
2023年6月〜2024年3月までの間に月1回程度のウェブサイト掲載記事更新、月1回程度の定例ミーティング・報告会あり(基本的には単年度募集となりますが双方相談の上継続も可)
リサーチ予算:
内容に応じて相談の上支給可能(リサーチ時の交通費や専門家へのインタビュー謝金など、上限はあり)
条件:謝礼・報酬はなし、KYOTO EXPERIMENT 2023のShows全演目招待
応募書類:
・お名前、ご連絡先などがわかる履歴書(書式自由)
・ご自身のこれまでの活動がわかる資料(文書・映像リンクなど書式自由)
・リサーチをしたい事柄について400文字以内で説明してください、また主にウェブ上でのリサーチの共有方法やメディアについてもアイディアがあればご説明ください
応募期限:
2023年5月9日(火)23:59までにメールにて上記を10MB以内にまとめてご提出ください。
☞お問合せ
KYOTO EXPERIMENT事務局
〒604-0862 京都市中京区烏丸通夷川上ル少将井町229-2 第7長谷ビル 6F
Tel: 075-213-5839(平日11:00-17:00)
office@kyoto-ex.jp