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アーティストラインナップ第一弾発表!
2023.6.12
国内外から先鋭的なアーティストを迎え、いま注目すべき舞台芸術作品を上演するフェスティバル、KYOTO EXPERIMENT 2023のアーティストラインナップ第一弾として5組のアーティストを発表いたします。
プログラムの全容発表は2023年7月20日(木)です。
発表まで、どうぞお楽しみに!
☞参加アーティスト
チェルフィッチュ
バック・トゥ・バック・シアター
中間アヤカ
デイナ・ミシェル
マリアーノ・ペンソッティ
KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2023
会期☞2023年9月30日(土)から10月22日(日)[23日間]
会場☞ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、THEATRE E9 KYOTOほか
☞参加アーティストプロフィール
チェルフィッチュ [東京]
chelfitsch
岡田利規が全作品の脚本と演出を務める演劇カンパニーとして1997年に設立。 2007年クンステン・フェスティバル・デザール(ベルギー)にて『三月の5日間』を上演、初めての国外進出を果たす。以降、アジア、欧州、北米にわたる90都市以上で上演。フェスティバル・ドートンヌ・パリ(フランス)、ウィーン芸術週間(オーストリア)など世界有数のフェスティバル・劇場の委嘱および国際共同製作による創作も多数。
今年の演目は?!
☞チェルフィッチュとしては初めての挑戦となる、日本語を母語としないパフォーマーとの協働による新作『宇宙船イン・ビトゥイーン号の窓』を9月30日~10月3日にロームシアター京都で上演する。
バック・トゥ・バック・シアター [ジーロング(オーストラリア)]
Back to Back Theatre
©Kira Kynd
知的障害のある俳優を中心に、30 年以上オーストラリアを拠点に活動を続ける劇団。障害のある俳優陣のユニークな思考や経験から新しい形のコンテンポラリーパフォーマンスを生み出し、社会の闇の部分を鋭く照射する演劇作品は世界的に高い評価を得ている。プロフェッショナルな活動だけでなく、障害のある人々のソーシャルインクルージョンの向上や優れた芸術性に焦点を当て、世界各地のコミュニティと積極的なコラボレーションを展開している。
今年の演目は?!
☞関西にて初紹介となる今回は、2019年の初演以来、世界各地で上演され、極めて高い評価を得ている『影の獲物になる狩人』を上演する。
中間アヤカ [神戸]
Ayaka Nakama
©Bea Borgers
ダンサー。Rambert School of Ballet and Contemporary Dance(ロンドン)で学んだ後、文化庁・NPO法人DANCE BOX主催「国内ダンス留学@神戸」1期に奨学生として参加。誰かや何かに振り付けられる身体の有り様にこだわりを持ち、ダンスとしか呼ぶことのできない現象を追い求めながら、近年は自身の作品創作にも積極的に取り組む。『フリーウェイ・ダンス』は、 クンステン・フェスティバル・デザール (2021)、ポンピドゥ・センター (2021)等で上演を重ね、国際的にも注目を集めている。
KYOTO EXPERIMENT 2021 SPRINGにて『フリーウェイ・ダンス』 の京都バージョンを上演。今回、2度目の紹介となる。
デイナ・ミシェル [モントリオール(カナダ)]
Dana Michel
©Richmond Lam
カナダを拠点とする振付家・ライブアーティスト。彼女の作品の題材は、自身の経験であり、即興、ヒップホップ、ダブ、コメディ、映画、彫刻、社会批評など、さまざまな要素によってその経験を拡張しながら、創作を行っている。2014年、NYタイムズ紙にて、その年の注目すべき振付家の一人として紹介される。2017年、ヴェネツィア・ビエンナーレの innovation in Dance部門で銀獅子賞受賞。
KYOTO EXPERIMENT 2023では、2022年に京都、城崎にて行った滞在制作をもとに創作した新作を上演する。独自のダンス言語によりさまざまな社会規範や既成概念を打破する作品を発表し、世界各地のフェスティバルや劇場に招聘され注目を集める振付家の待望の来日公演となる。
マリアーノ・ペンソッティ [ブエノスアイレス(アルゼンチン)]
Mariano Pensotti
©Bea Borgers
アルゼンチンを拠点に活動する作家・演出家。ビジュアルアーツと演劇を学ぶ。劇場での上演を想定する演劇作品と、サイトスペシフィックに展開するパフォーマンス作品を並⾏して発表しており、大掛かりなセットや緻密な会話構成で、演劇の構造を幻想的ともいえるフィクションに昇華するその作品は高い評価を得ている。ペンソッティは世界的にも最も名高い演出家の一人であり、世界の30以上の都市で作品を発表している。
日本での劇場作品本格紹介は、今回のKYOTO EXPERIMENTが初めてとなる。
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