ダンス
中間アヤカ&コレオグラフィ
フリーウェイ・ダンス
客席と舞台の境界線がまったくない、新感覚ダンス
国内外の多数の振付家の作品にダンサーとして参加し、自身でも作品制作を行う中間アヤカ。神戸を拠点に活動する90年代生まれの注目株だ。本作は、2019年に初演された中間のソロ作品『フリーウェイ・ダンス』を、京都版としてリ・クリエーションしたものとなる。
この作品では、中間が京都在住者等に「それぞれが初めて踊った時の記憶」を取材し、その「記憶」から中間のダンスが振り付けられる。会場空間を“造園”し、ごちゃごちゃとしたモノやコトで鏤め、4時間に及ぶ上演時間の中、「庭」で立ち上がるダンスは、極めて私的な記憶から出発しながら、小宇宙に広がるムーブメントのようであり、観客は、「庭」を自由に散歩しながら作品を体感していく。ここには、舞台も客席も、ダンサーと観客、作品が始まって終わるという仕切りすらなく、いわば「上演空間上のバーチャルな庭」ですべてが渾然一体となる心地よさがあるのだ。従来の創作方法を軽やかかつ過激に解体しながら、ダンス作品の可能性が新しく開かれる様子をぜひ目撃しよう。
- #コラボ
- #ダンス
- #仮想空間
- #新しい動き
- #関西
2021.3.19(金)
2021.3.20(土)
2021.3.21(日)
*受付場所はフリースペースです。開演時刻に講堂へご案内します。
★フリマの時間内にアーティストトークを行うことになりました。
上演時間 : 240 min(フリマの時間を含む)
*入退場自由。
*演出のためスモーク効果を使用します。一時的にスモークが濃い状態になる可能性がありますので、予めご了承ください。
中間アヤカ
Ayaka Nakama
日本、兵庫
ダンサー。1992年大分県生まれ。神戸在住。Rambert School of Ballet and Contemporary Dance (ロンドン)を卒業後、「国内ダンス留学@神戸」1期に奨学生として参加、ダンサー奨励賞受賞。近年では黒沢美香、木村玲奈、contact Gonzo、チェルフィッチュ等の作品に出演する傍ら、自身の作品制作も行う。2018年度よりDance Boxアソシエイト・アーティスト。2019年にDance Boxプロデュースにより 『フリーウェイ・ダンス』を発表。
ダンス: 中間アヤカ
ドラマトゥルク: 眞鍋隼介
記憶(振付)の提供: 阿児つばさ、岡元忠男、ジュリエット・礼子・ナップ、中間悠介、他
セノグラフィー: ハシグチヨウヘイ (庭のジプシー)
舞台監督: 大田和司
照明: 三浦あさ子、青山愛、森田智子
音響: 西川文章
ペーパームーン製作: ファン・チョン・クォン
スナフキン: ペペ
制作: NPO 法 人 DANCE BOX
製作: NPO 法 人 DANCE BOX
共同製作: KYOTO EXPERIMENT (再創作版 / 京都)
助成: 文化庁文化芸術振興費補助金 (国際芸術交流支援事業) | 独立行政法人日本芸術文化振興会
主催: KYOTO EXPERIMENT