トーク
ヴォイス・オブ・ヴォイド展 トークシリーズ①アーティスト・トーク
シンガポールを拠点とするアーティスト、ホー・ツーニェンによる『ヴォイス・オブ・ヴォイドー虚無の声』展。東南アジアの歴史に深い関わりを持つ、第二次世界大戦期の日本を取り上げ、山口情報芸術センター[YCAM]とのコラボレーションによりVRなど映像テクノロジーを駆使して制作された本展について、ホー氏とYCAMの担当キュレーター 吉﨑和彦氏を招いて語っていただく。
ゲスト: | ホー・ツーニェン ※オンライン登壇 |
吉﨑和彦 (YCAM・「ヴォイス・オブ・ヴォイド」展キュレーター) | |
聞き手: | KYOTO EXPERIMENT 共同ディレクター |
※トーク記録映像は、映像・音声が一部見づらい/聞きづらい場合があります。ご了承ください。
10.3 (日) 13:00–14:30
ホー・ツーニェン Ho Tzu Nyen
シンガポール
シンガポール生まれ。さまざまな歴史的、哲学的テクストや素材との出会いから出発して映画や映像作品、インスタレーション、演劇的パフォーマンスを制作している。近年の作品では、トラ人間 (「一頭あるいは数頭のトラ」、2017)、三重スパイおよび裏切り者 (「名のない人」、 2015 と「神秘のライ・テク」、2018) といった変容する登場人物たちを扱っている。2011 年ヴェ ネツィア・ビエンナーレのシンガポール館での個展をはじめとして、多くの国際的な美術展や舞台芸術祭、映画祭に招待されている。
吉﨑和彦
日本
1980年生まれ。山口情報芸術センター[YCAM]キュレーター。YCAMで企画した展覧会に、ホー・ツーニェン「ヴォイス・オブ・ヴォイド―虚無の声」(2021年)、contact Gonzo+YCAMバイオ・リサーチ「wow, see you in the next life. /過去と未来、不確かな情報についての考察」(2019年)、エキソニモ+YCAM共同企画「メディアアートの輪廻転生」(2018年)がある。