トーク
ヴォイス・オブ・ヴォイド展 トークシリーズ②身体論的にひもとく西田哲学について
『ヴォイス・オブ・ヴォイドー虚無の声』展の主要なテーマである「京都学派」の思想と哲学。その本質や背景について、京都大学大学院文学研究科日本哲学史専修主任教授の上原麻有子氏に西田哲学と芸術の接続点から解説していただく。特に、西田哲学の身体論を中心に読み解いていく。
ゲスト: 上原麻有子 (京都大学大学院文学研究科教授)
聞き手: KYOTO EXPERIMENT 共同ディレクター
10.9 (土) 13:00–14:30
上原麻有子(うえはら まゆこ)
フランス国立社会科学高等研究院博士。明星大学人文学部准教授等を経て、現職、京都大学大学院文学研究科教授。専門は近現代の日本哲学、翻訳学。西田幾多郎をはじめとする京都学派の哲学者の思想に特に関心を向けている。身体、ジェンダー、自他関係、芸術などのテーマのもと京都学派の哲学を研究、その知の新しい可能性を追求している。Journal of Japanese Philosophy (SUNY) 編集長として、日本哲学の国際化にも貢献。