トーク
性教育のいま
Showsの演劇作品『擬娩』が取り上げるのは、妊娠と出産。人権やジェンダー、性の多様性とも関わるこのテーマにとって、教育を通して得る知識は男女問わず重要だ。では、現代の日本の性教育はどうなっているのか? ジェンダー研究者の古久保さくら氏と思春期アドバイザーのあかたちかこ氏と共に、性教育のいまについて考える。
ゲスト: | 古久保さくら (大阪市立大学人権問題研究センター所長) |
あかたちかこ (児童自立支援施設専門講師) | |
聞き手: | KYOTO EXPERIMENT 共同ディレクター |
10.17 (日) 15:00-16:30
古久保さくら
大阪市立大学人権問題研究センター所長。京都大学大学院農学研究科にて日本(農村)女性史を学ぶ。北海道大学教育学部助手を経て、大阪市立大学人権問題研究センターに着任。大学におけるジェンダー平等教育を担当している。編著書に『ジェンダーで考える教育の現在』など。NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事。フェミニズム関係のミニコミや最終講義アーカイブなどが紹介されているポータルサイトの運営に従事。
あかたちかこ
児童自立支援施設専門講師。大阪人間科学大学・京都精華大学非常勤講師。専門は対人援助学と包括的性教育(ジェンダー・セクシュアリティ含む)。大学生の時に、コンタクト・インプロビゼーションのワークを通して、身体と社会について考え始めた。今はアレクサンダーテクニークが好き。共著書に『未来のアートと倫理のために』(左右社、2021)などがある。Woman's Diary元編集長。