トーク(オンライン)
小原真史トークプログラムシリーズ
③トークイベント「博覧会・博物館と人間の展示」
登壇𠮷田憲司(国立民族学博物館館長)、 小原真史
アフリカの儀礼や仮面についてのフィールドワークを行いながら、博物館における異文化表象について長らく研究してきた国立民族学博物館館長の吉田憲司をゲストに迎える。本展のテーマである「人間の展示」についても早くから着目し、論考や展覧会のなかで紹介してきた。博物館と博覧会の歴史、博物館と「人間の展示」の関係などをテーマとしたトークが期待される。
2021.2.28 (日)
オンライン配信
吉田 憲司 (よしだ・けんじ)
国立民族学博物館の第6代館長。京都大学文学部卒業、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。学術博士。大阪大学助手、国立民族学博物館教授などを経て、2017年4月から現職。アフリカを中心とした儀礼や仮面の研究を進めるとともに、ミュージアム (博物館・美術館) における文化の表象のあり方を研究している。主な著書に『仮面の世界をさぐる アフリカとミュージアムの往還』、『文化の「発見」』、『宗教の始原を求めて』など。
小原 真史 (こはら・まさし)
キュレーター・映像作家。1978年愛知県生まれ。監督作品に『カメラになった男 写真家中平卓馬』(2003) がある。2005年に「中平卓馬試論」で重森弘淹写真評論賞、2016 年に第24 回写真協会賞学芸賞を受賞。IZU PHOTO MUSEUM 研究員として「荒木経惟写真集展 アラーキー」、「宮崎学 自然の鉛筆」展、「増山たづ子 すべて写真になる日まで」、「小島一郎 北へ/北から」展などを担当。単著・共著に『時の宙吊り 生・写真・死』、『富士幻景 近代日本と富士の病』、『戦争と平和〈報道写真〉が伝えたかった日本』、『森の探偵 無人カメラが捉えた日本の自然』など。