トーク(オンライン)
「Re-new」時における所作
ゲスト青木淳(京都市京セラ美術館館長)
聞き手KYOTO EXPERIMENT 共同ディレクター
2020年春に大型リニューアルオープンを迎えた京都市京セラ美術館。その改修を手がけ、館長も務める建築家の青木淳をゲストに迎え、KYOTO EXPERIMENT 共同ディレクターを加えて、美術館と社会の関わりやその拡張性についてのクロストークを開催する。舞台芸術の分野で、異なるジャンルへの拡張性が実験的な表現を生み出しているが、建築という形あるものと外との接続の方法や、それらを踏まえてこれからの社会における美術館でやるべき企画の理想形など、自由にビジョンを語り合う。まさに、ジャンルを越え「京都の性質」「実験的表現」「社会との接続方法」という3つのキーワードを広く考える機会になるだろう。
2021.2.15(月)
オンライン
配信はこちら (YouTube)
青木淳 (あおき・じゅん)
建築家。1956年横浜生まれ。東京大学建築学修士修了。1991年、青木淳建築計画事務所 (2020年、ASに改組) を設立。代表作に、「馬見原橋」(くまもと景観賞)、「S」(吉岡賞)、「潟博物館」(日本建築学会賞作品賞)、「ルイ・ヴィトン表参道」(BCS賞)、「青森県立美術館」、「大宮前体育館」、「三次市民ホールきりり」など。公共建築、商業建築から個人住宅まで、広範な建築ジャンルでの設計のほか、美術家としてインスタレーション作品の制作など、ジャンルをまたいで活動を行なっている。2005年芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。京都市京セラ美術館リニューアル基本設計者 (西澤徹夫との共同) であり、2019年4月より同館館長に就任。東京藝術大学建築科教授。 http://www.aokijun.com