実験的舞台芸術の批評・評論を学ぶプロジェクト。参加要件は、対象演目の『スタンドバイミー』を鑑賞し、レビューを書いて応募すること。ここから選出された応募者(若干名)は演劇研究者の梅山いつきによる個別指導を受け、内容をブラッシュアップすることができる。完成原稿はKYOTO EXPERIMENTのウェブサイトに掲載予定。芸術批評やライティングを学んでみたい人はぜひチャレンジいただきたい。
【概要】
実験的な舞台芸術を通してその背景や環境も含めた対話の場をひらいていくことを目指すKYOTO EXPERIMENTでは、実験的舞台芸術の見方を考える批評プロジェクトを2020年度より継続して実施しています。
今回対象となるのは、劇作家・演出家で演劇カンパニー「ブルーエゴナク」主宰の穴迫信一と、京都拠点のダンサー・振付家、捩子ぴじんによる初コラボレーション作品『スタンドバイミー』です。
本作では、穴迫と捩子がかねてから関心を寄せていた「死生観」がテーマ。「自らとの関係が保留されている(現在の、あるいは100年後の)死者の前に立つことができるのか」の問いをもとに、穴迫が戯曲を書き下ろし、穴迫と捩子が共同演出を行います。音楽性の高い穴迫の言葉に、舞踏カンパニー「大駱駝艦」で活動を開始し、その後自身の振付作品やさまざまなアーティストとの共同作業で身体への独自のアプローチを構築してきた捩子の身体性はどのように介入するでしょうか。音楽は、注目のエレクトロニクスミュージシャン・DJのテンテンコが担います。
本批評プロジェクトへの参加者には、『スタンドバイミー』公演を観劇の上、批評を執筆いただきます。応募された作品からは、審査を経て最大3作品が選出され、メンター(梅山いつき / 演劇研究者)からのアドバイスを経てブラッシュアップされた該当作品はKYOTO EXPERIMENTウェブサイトに掲載されます。さらに、そこから選考を行い、最終選出作品1作品が選ばれます。
【対象作品】
穴迫信一 × 捩子ぴじん with テンテンコ『スタンドバイミー』
10.18 (金) 15:00
10.19 (土) 13:00 / 19:00
10.20 (日) 13:00
会場: 堀川御池ギャラリー
☞ 作品詳細はこちら
【審査・メンター】
梅山いつき (演劇研究者)
【応募条件】
・対象演目作品の観劇ができる方
・対象演目の観劇後、下記の締切日までに3000字以上5000字以内の劇評を提出できる方
【応募書類・宛先】
応募締切日までに、以下の情報を添えてメールにて原稿をご提出ください。
・ご氏名 (ふりがな)
・日中連絡のとれる電話番号
・観劇日時
・執筆者のプロフィール (200字-300字程度)
・劇評のタイトル
・劇評 (テキストデータで3000字以上5000字以内、文脈段落毎に一行スペースを入れる事)
宛先: KYOTO EXPERIMENT批評プロジェクト2024係
office@kyoto-ex.jp
【注意事項】
・固有名詞の誤記、事実との相違などは、事務局側から修正をお願いする場合があります。
・原稿の著作権は執筆者本人に帰属します。
【お問い合わせ】
KYOTO EXPERIMENT事務局
〒604-0862 京都市中京区少将井町229-2 第7長谷ビル6F
TEL 075-213-5839 (平日11:00-19:00 [フェスティバル期間中は無休])