トーク
アリス・リポル 特別トーク
今回、『Lavagem(洗浄)』を日本で初演するアリス・リポル。ブラジルはリオデジャネイロを拠点とし、スラム街・ファヴェーラの若者たちとともに活動するリポルにとって、コミュニティとの関係性は創作の要と言える。このトークでは、アーティストとして活動する人に向け、リポルがこれまで発表してきた作品やその創作プロセスを解説し、コミュニティと関わりながら作品をつくることについて対話を行う。
ゲスト:アリス・リポル
聞き手:KYOTO EXPERIMENT 共同ディレクター
10.7(土)16:30-18:00
対象:アーティストとして活動している方
言語:英語(日本語逐次通訳あり)
アリス・リポル
振付家。リオデジャネイロ生まれ・在住。当初は心理学を学んでいたが、身体の可能性に対する好奇心から、また動きについて探求したいという欲求から、後にダンスに重点を移した。リオデジャネイロで知られる振付・身体機能訓練センターである Escola Angel Vianna を卒業後、振付家として活動を始める。彼女の作品では、ダンサー達が自分の経験や内なる記憶を表現できるような場を提供するリサーチを通して、コンテンポラリーダンスとブラジルのアーバンダンスを融合させる。リポルは、REC と SUAVE という2つのコレクティブを主宰。 Festival Panorama(リオデジャネイロ)をはじめとするブラジルのフェスティバルや、クンステン・フェスティバル・デザール、ポンピドゥー・センター、ウィーン芸術週間など世界各地のフェスティバルや劇場で作品を上演している。