トーク
えーっとトーク①
食のえーっと~おもてなしとミスコミュニケーション~
KYOTO EXPERIMENT 2024のキーワード「えーっと えーっと」を端緒に、社会や文化について考えるトークの第1弾。言語学や文化人類学の視点から、多民族国家インドネシアの食文化を研究してきた阿良田麻里子をゲストに、“食のおもてなし”におけるコミュニケーションについて考える。ある文化では「良い」おもてなしが、別の文化では違った受け取り方になることも? 食について「えーっと」と立ち止まる時、そこにどんなコミュニケーションとミスコミュニケーションが見えてくるだろうか。宗教や食習慣、生活形式などの違いがもたらす「食」の多様性を、さまざまな視点から見つめてみたい。
ゲスト: 阿良田麻里子 (立命館大学 食マネジメント学部・食マネジメント研究科 教授)
聞き手: KYOTO EXPERIMENT 共同ディレクター
10月10日(木) 18:30-20:00
料金 :1,000円 (1ドリンク付き / 予約優先・先着順)
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阿良田麻里子 (あらた まりこ)
インドネシア北スマトラ大学等で日本語教師を務めた後、インドネシアの言語文化や飲食のハラール研究を行ってきた。最近は諸外国の食文化を活かした湖魚食振興プロジェクトを展開中。専門は食文化研究、文化人類学、言語人類学、言語学。主な著書に『世界の食文化6 インドネシア』、『食のハラール入門 今日からできるムスリム対応』、『文化を食べる 文化を飲む ―グローカル化する世界の食とビジネス』など。総研大文化科学研究科博士後期課程修了。