トーク
えーっとトーク③
不便益とは?
「えーっと えーっと」のキーワードを端緒に、現代社会について考えるトークの第3弾。何かを思い出そうとする時などに、つい発してしまう「えーっと」。この言葉自体に機能はないとされるが、果たして本当にそうだろうか。 一見役に立たないように見えるものに、大切な何かが隠れているのかも……!? 本トークではそんな仮説を、「不便益」(不便だからこそ、良いことがある)を提唱し、システム工学を通して探求している川上浩司をゲストに迎え、参加者の皆さんとともに考えてみたい。わたしたちの身近にある、ささやかだけど大切な不便益とは?
ゲスト: 川上浩司 (京都先端科学大学工学部教授)
聞き手: KYOTO EXPERIMENT 共同ディレクター
10月19日(土) 10:00-12:00
料金: 無料 (予約優先・先着順)
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https://2024-skf-06.peatix.com
川上浩司 (かわかみ ひろし)
京都大学工学部,同大学院工学研究科で第2次ブームのAI研究。博士(工学)。岡山大学助教を経て1998年から京都大学情報学研究科の助教授(後に准教授)、不便益(不便の効用)を指針とするシステムデザイン論の研究開始。京都大学デザイン学ユニット(後に情報学研究科)特定教授を経て京都先端科学大学工学部教授、現在に至る。著書に『不便益という発想』(2017)『不便益のススメ』(2019)など、計測自動制御学会などで論文賞や出版賞受賞(1991,2003,2010,2013,2014,2018,2020)。