ワークショップ
ルース・チャイルズ ワークショップ
ポストモダンダンスの巨匠振付家であるルシンダ・チャイルズが、ジャドソン・ダンス・シアターでの活動時に行っていた振付リサーチに基づくワークショップ。これを、姪のルース・チャイルズがファシリテーターとなって実施する。1970年代のルシンダのダンスにみられる、3つの基本的な要素ーー「スコアの使用」「空間における軌跡」「音楽を伴わないリズム」。このワークショップでは、これらの要素を体感するべく、今回上演される作品のうち『Calico Mingling』(1973)と『Katema』(1978)のオリジナル・スコアを共有。実際に身体を動かし、ルシンダの作品をたどる試みである。
ファシリテーター:ルース・チャイルズ
10.16(月)19:00-20:30
*会場には開始30分前からお入りいただけます。
対象:ダンサー、パフォーマーとしてトレーニングしている方
持ち物:筆記用具、スニーカー
言語:英語(日本語逐次通訳あり)
ルース・チャイルズ
イギリス、アメリカのダンサー・振付家。1984年ロンドン生まれ。米国で育ち、ダンスと音楽を学ぶ。2003年ジュネーヴに移住し、Ballet Junior de Genève でダンスを学んだ。その後、Foofwa d'Imobilité、La Ribot、Gilles Jobin、Massimo Furlan、Marco Berrettini、Yasmine Hugonnetらさまざまな振付家や演出家と仕事をするようになる。2014年に自身のカンパニー Scarlettʼsを設立し、ダンスやパフォーマンス作品のほか、音楽作品も制作している。初の舞台作品『The Goldfish and the Inner Tube』(2018)は、 Stéphane Vecchione との共同制作による。その後、ソロ作品として『fantasia』(2019)、『Blast!』(2022)を発表した。 2021年より彫刻家 Cécile Bouffard とコラボレーションし、進化するパフォーマンスプロジェクト『Delicate People』を展開している。また、2015年から、叔母であるアメリカの振付家ルシンダ・チャイルズの初期作品をリクリエーションし、リバイバルするプロジェクトにも取り組んでいる。現在、Arsenic(ローザンヌ)のレジデントアーティストの1人であり、CCN2-Centre chorégraphique national de Grenoble のアソシエイトアーティスト(2023-2024)である。