2023
10.9
-
10.15
ダンス
magazine
2023.10.4
第一弾となる本記事では、中間アヤカ 『踊場伝説』会場がある出町柳駅周辺エリアをご紹介します。3人の地元ボランティアが出町柳駅周辺のおすすめスポットを取材しました。ボランティアの知る名店を観劇の合間にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
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①鴨川デルタ ②NuCUP COFFEE Shop&Roast ③かぜのね ④出町座
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鴨川デルタは、ともに一級河川である高野川と賀茂川を、大地が “まぜまぜ” する地点。そして、鴨川へと清濁併せ吞む。秋晴れ、秋雨、夜長、いつでもあなたに素敵なひとときをご用意してお待ちしております。
松の木陰で寄り添えば4名まで座れるベンチ。天高く、清流の傍ら、芝生にレジャーシートが映えるのもよし。
東山連峰に目をやれば、「大」の文字と比叡山。
観劇に胸躍らせて亀石を跳び行けば、グリコもまた楽し。亀にまたがり瞳を閉じれば、潮騒の音がもう一度届き、心は龍宮城で観劇。
注意:デルタではテイクアウトした飲食物めがけてトンビやカラスが急襲することがあります。口に運ぶとき以外は人目に、もとい、鳥目につかぬように。
(紹介文:吉見武司)
営業時間:11:00〜17:00
京都府京都市上京区三芳町163-1 ☏075-202-8050
このお店の特徴は、コーヒー豆の産地ではなく焙煎の度合いでメニューが作られている点です。浅煎りから深煎りまで、それぞれ数種類の豆が用意されています。
店主にお聞きした中で、特に印象に残っているのが、「コーヒー豆は食材」、「調理の仕方が大切」という言葉。浅煎りのために買った豆であっても、実際の豆を見て他の焙煎方法の方が良さそうだと感じたら、豆の特徴に合わせて調理をするということでした。また、浅煎りと深煎りの違いは大きく、人によって好みが全く違う話や、同じ豆でも店によって煎れ方が異なるため、味が変わるという話も興味深かったです。
店主がコーヒーを煎れる様子を間近で見ることもできます。NuCUP COFFEEでブラックコーヒーを飲めるようになった方も多くいらっしゃるとか。観劇の合間にこだわりのコーヒーを飲んでみるのはいかがでしょうか。
(紹介文:多田陽音)
営業時間:日によって変動します
京都市左京区田中下柳町7-2 ☏075-721-4522
かぜのねは、シェアキッチン、シェアオフィス、多目的スペースがある場です。「協同経営」というみんなで出資しあう形ではじまったかぜのねは、人とのつながりを大切にされてきました。店舗を改装する際には、自分たちで壁に和紙を貼ったり、ランプシェードを作ったりされたそうです。
取材日にシェアキッチンでお店を出されていた「Chi’s 082」の方にシェアキッチンの魅力をお聞きしました。シェアキッチンでは、他のお店とのつながりができることや、自分のお店のことを知らなくても、かぜのねを知っている方がお客様として訪れてくれて、輪がつながるというお話が印象的でした。
シェアキッチンはとても温かみのある雰囲気で、ほっと一息つける点も魅力に感じます。
(紹介文:多田陽音)
営業時間:9:00台〜22:00台(日によって変動します)
京都市上京区今出川通出町西入上ル三芳町133(出町桝形商店街内) ☏075-203-9862
出町座は出町桝形商店街にあるカルチャー拠点です。
出町座では、シネコンとは異なり、独自の基準で映画を編成して上映しています。また、店頭ではオリジナルグッズも販売されています。
出町座はシネマとカフェと書店が融合しています。観客は、映画鑑賞後に新鮮な感想をカフェで語り合ったり、書店で映画に関連する書籍を手にしたり、作品への理解を一層深められます。映画を話題にして人と人が楽しく交流できる場所になっています。
ゆったりと過ごせる出町座は、せわしない日々を送る人々が一刻、心を静められる聖地だと感じました。
(紹介文:徐経)
ボランティアによる出町柳駅周辺のおすすめ施設4選。出町柳駅周辺には、ゆったりと心を休めることができるスポットがたくさんありますね。観劇の前後にぜひ足をお運びください。
KEX会場周辺のおすすめ情報が盛りだくさんな観劇マップはこちらから
編集:永澤萌絵 [KYOTO EXPERIMENT 事務局インターン]