2023
10.21
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10.22
演劇
magazine
2023.10.4
第二弾は、マリアーノ・ペンソッティ / Grupo Marea『LOS AÑOS(歳月)』会場がある京都芸術劇場 春秋座周辺エリアをご紹介します。3人の地元ボランティアが春秋座周辺のおすすめスポットを取材しました。文化や人が“まぜまぜ” する3施設をお楽しみください。
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①恵文社一乗寺店 ②喫茶フィガロ ③三代目カレー舎、NANDI。
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営業時間:11:00-19:00(年末年始を除く) 京都市左京区一乗寺払殿町10 ☏075-711-5919
恵文社一乗寺店は、1975年に創業された生活雑貨の販売やギャラリーなども展開している書店です。
本や雑貨の売り場の横にギャラリーが併設されています。展示内容は週替わりとなっているため、さまざまなジャンルの作品を見ることができます。「恵文社一乗寺店」という場は、書店の垣根を超えた、文化表現の“まぜまぜ”を可能にしています。
店の奥には中庭があり、青々と緑が育っています。
中庭を左に進むとコテージがあり、トークショーなどのイベントを行っているそうです。
コテージで藤林さんと書籍担当の韓さんに、舞台芸術祭を訪れるお客様におすすめの商品を伺いました。一つ目は、大原野菜を使用した、つくだ農園のジャム。秋野菜が美味しいそう。二つ目は「バスが来ない」という本。バスを待っているキャラクターたちの様子が漫画で描かれています。持ち運びやすいサイズ感で、観劇の合間や公演場所への移動時間にもおすすめです。
書店に訪れた際は、気軽にスタッフに声をかけてほしいとのこと。恵文社はこれからも「街の本屋さん」であり続けたいとスタッフの藤林さんは語ります。
(紹介文:武田佳穂)
営業時間:昼の部10:00〜18:00/夜の部18:00〜23:00(夜営業は持込イベントを除いてしばらくの間は自粛中)
※月曜定休(月曜が祝日の場合は営業) 京都市左京区田中上大久保町13-2 ネオコーポ洛北1階 ☏075-755-7166
喫茶フィガロは、コーヒーと演劇が楽しめる喫茶店です。この場所で地域住民たちの憩いの場として30年以上続いた喫茶店を、現在のオーナーが受け継ぎ、生まれ変わりました。
私は氷のカフェオレをいただきました。珈琲の氷にミルクを注ぐことでカフェオレになります。珈琲の氷がシャリシャリしてとても美味しかったです。
喫茶フィガロのコンセプトは、表現の場。オーナー・店長ともに演劇好きであり、地域に根付いた街中の舞台として利用できる喫茶店です。お店が主催するイベントとして、“ふゆぶん” こと冬の文化祭も毎年開催されています。
オーナーや店長が愛する演劇と珈琲、垣根を越えた繋がりが地域住民から愛される喫茶フィガロの魅力です。この場所で生まれる新たな作品が楽しみです。
(紹介文:松田愛妃)
営業時間:11:30〜14:30 / 18:00〜22:00
※水曜・木曜定休
京都市左京区一乗寺築田町95 第二メゾン白川101 ☏075-712-4522
3代目のお店として、兵庫県から移転された京都一乗寺のカレー専門店です。中でもおすすめのメニューは、「ダブルカレー」! 辛いのがお好きな方も、少し甘めが良い方も、両方楽しめるのでお得!! インド料理のぱりぱりとしたおせんべいのような「パパドゥ」もとてもおいしいです。さらにランチは「大盛り無料」、「キャベツピクルス・サラダ付き」になります。
店内には、ご主人と奥様が大好きなインドのお土産をはじめ、世界各地のものが飾られています。なんでも、お土産はお客様が持ってこられるものも多いそうです。そして、見どころは店内の壁画。どの絵にもカレーが入っていて、インドと京都各地の風景の”まぜまぜ”がとても面白いです。
一見すると意外にも見えるインドと京都…でもこの絵を見ていると、ご主人がおっしゃるように、どこか似ている雰囲気がしてきます。世代を問わず、地域の方にも親しまれている素敵なお店ですので、ぜひお越しください。
(紹介文:荒瀬 司)
春秋座周辺にある、人と文化が混ざり合う3つのお店。本やお料理を楽しみながら、お店の方とお話するのも良い時間になります。観劇の前後に京都をぜひ満喫してください。
KEX会場周辺のおすすめ情報が盛りだくさんな観劇マップはこちらから
編集:永澤萌絵 [KYOTO EXPERIMENT 事務局インターン]