2021 10.8
シンポジウム
magazine
2021.12.27
KYOTO EXPERIMENTでは、2018-2020年の3年間にわたり、セゾン⽂化財団による舞台芸術の観客創造のための助成事業「創造環境イノベーション」の⽀援を受け、「多様な観客を創造する−英語を活⽤した“⾶び⽯”プロジェクト」を実施しました。
3年間にわたるプロジェクトの取組みと成果を紹介する報告会とシンポジウムをKYOTO EXPERIMENT 2021 AUTUMNの会期中に開催しました。報告会とシンポジウムについてまとめた報告レポートを公開します。
<報告会+シンポジウム概要>
3年間のプロジェクトを通じて見出したことは、観客の多様化および、そうした観客層とのコミュニケーションの重要性であった。
第1部では、芸術機関、芸術祭においてどのように多様性を目指すべきか? という課題について考察する。第2部では移民・移民労働者のエンパワーメントと社会統合を研究している京都大学文学研究科准教授の安里和晃と京都精華大学学長のウスビ・サコ氏をゲストとして招き、芸術祭や大学における多様性、マイノリティコミュニティとの関係性について考える。