プログラム

ホー・ルイアン

歴史のすがた/知能の立脚点

2026 Shows パフォーマンス 日本初演

Photo by Clarence Aw. Courtesy of Singapore International Film Festival.

日時

10.10 (Sat) 17:00 ◆

10.11 (Sun) 18:00 ★♡

◆ 感想シェアカフェ

★ ポスト・パフォーマンス・トーク

♡ 託児あり(要予約・7日前まで)

会場
京都芸術劇場 春秋座
(特設客席)
上演時間

85分

料金

一般:¥3,500
ユース(25歳以下)・学生:¥3,000
高校生以下:¥1,000
ペア:¥6,500
当日券:前売料金+¥500(高校生以下は同額)

言語

英語(日本語字幕あり)

注意事項

13歳以上推奨

Photo by Clarence Aw. Courtesy of Singapore International Film Festival.

AIは歴史を表象できるのか?
知性と倫理の未来を問うレクチャー

ある一枚の歴史的絵画が美術館を離れ、人間の脳を模したとされる“ニューラルネットワーク”に取り込まれるとき、何が起こるだろうか。巨大化する生成AIが、わたしたちの経験や記憶が集積された歴史を「学習する」とき、語られる物語はどのように変容するだろうか。本作はシンガポールを拠点に、緻密なリサーチと映像、現代アートの手法を横断しながら「権力とイメージ」の関係を問い続けてきたホー・ルイアンによる、いま観るべき最も刺激的なレクチャー・パフォーマンスだ。

Googleフォーラムでの個人的体験を出発点に、ホーは現在のAIの機械学習モデルでは、いかなる画像もノイズの反復として処理され、意味や文脈が失われていく未来を示唆する。一方で、冷戦下の国家計画や脱植民地化、インターネット黎明期の歴史を語り直すことで、現在の生成AIブームの背後で交錯する権力構造を浮き彫りにする。舞台上の二つのスクリーンには、実在するアーカイブ資料と、リアルタイムで生成される奇妙なイメージが投影され、人間による歴史叙述とAIによる機械的な誤認識が並走していく。問われているのは表象の未来だけではない——。機械に思考をゆだねる時代における、知性をめぐる倫理そのものだ。


アーティスト・プロフィール

Photo by Olivia Kwok. Courtesy of National Arts Council Singapore.

ホー・ルイアン

シンガポール

現代美術、映画、パフォーマンス、理論の交錯点で活動するアーティスト、ライター。レクチャーやエッセイ、映画などを通して、グローバル時代のさまざまな統治システム下での労働、テクノロジー、資本の関係性を探求している。これまでに、ディルイーヤ現代美術ビエンナーレ(サウジアラビア)、上海ビエンナーレ(中国)、バンコク・アート・ビエンナーレ(タイ)、光州ビエンナーレ(韓国)、コチ・ムジリス・ビエンナーレ(インド)、ポンピドゥー・センター(パリ・フランス)、世界文化の家(ベルリン・ドイツ)、クンストハレ・ウィーン(オーストリア)、シンガポール国立美術館、山口情報芸術センター[YCAM]などでプロジェクトを行っている。


主催:KYOTO EXPERIMENT、国際交流基金
KYOTO EXPERIMENT × 国際交流基金「Sequence」事業

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