野村眞人『吉日再会』
2024年の大阪初演に新たな演出を加え上演。本作には、精神科訪問看護師と俳優、であると同時に、父であり息子である一組の親子が出演する。父は看護師としての仕事の現場を再現しながら、対話を通じて利用者である相手の心を見つめようとする。一方、舞台上での出来事を目の当たりにする俳優である息子は、演じるべき「利用者」の姿と、他の誰でもない「父の息子」である自分とのあいだに揺れる。看護師と俳優との職業的な関係/親子という私的な関係のあわいで、二人は同じ時間を共有し、同じ言葉を何度も繰り返す。
主催 : ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市
助成:クリエイター支援基金
京都芸術センター制作支援事業