By Heart—心で覚える
10.3 (Sat) 18:30
10.4 (Sun) 15:00 ★♡
★ ポスト・パフォーマンス・トーク
100-120分
一般:¥4,500
ユース(25歳以下)・学生:¥3,000
高校生以下:¥1,000
ペア:¥8,500
当日券:前売料金+¥500(高校生以下は同額)
英語(日本語字幕あり)
10歳以上推奨。
演出の都合上、開演後はご予約のお席に案内できない場合があります。
「記憶と連帯」を抵抗の手段に。
魂を揺さぶる話題作が日本初演!
「ご覧のとおり、舞台の上には10脚の椅子があります。今からここに座ってくださる10名の観客を募集しますが、その方にはあるテキストを暗唱いただきます」。
ポルトガル出身の劇作家・演出家で、アヴィニョン演劇祭(フランス)のディレクターを務めるティアゴ・ロドリゲスの代表作『By Heart―心で覚える』は、即興的なこんな招待からはじまる。語り手となるのはロドリゲス自身だ。舞台上の10人に一篇の詩を教えながら、激動の20世紀の歴史と、戦争や抑圧に抗った作家たちの人生や言葉、文学作品の数々を引用していく。そこに折り重ねるように語られるのは、視力を失いつつある自身の祖母との日々。わたしたちはやがて、彼女から孫への“ある依頼”について、なぜこの詩が選ばれたのかを知ることとなる。
2013年の初演以来、各国で再演を重ねてきた傑作が待望の日本初演。個人の記憶と共同体の歴史が交差するなか、本作は共に「記憶」し、継承することを抵抗の術として高らかに提示する。
アーティストプロフィール
ティアゴ・ロドリゲス
アマドラ、アヴィニョン(ポルトガル、フランス)
1977年ポルトガル・アマドラ生まれ。俳優、演出家、劇作家、プロデューサー。2022年よりフランス・アヴィニョン演劇祭のディレクター。演劇学校の学生だった1997年、ベルギーの劇団tg STANで俳優としての活動を開始。その自由で対等な創作環境に大きな影響を受ける。2003年、マグダ・ビザロと共に劇団ムンド・ペルフェイトを設立。2015年から2021年までリスボンのドナ・マリア2世国立劇場のディレクターを務める。2019年にフランス芸術文化勲章シュヴァリエを受勲し、同じ年にポルトガル最高の芸術賞プレミオ・ペソアを受賞するなど、国内外で高い評価を受けている。劇場を人々が集う場、互いの考えを語り合い、時間を共有する場所として捉えている。実話とフィクションの融合であれ、古典の再解釈や小説作品の脚色であれ、ロドリゲスの創作は俳優との協働に依拠し、演劇を通じた現実の詩的変革を追求し続けている。
ロドリゲスが赤十字と国境なき医師団にインタビューして創作した戯曲『不可能の限りにおいて』は、KYOTO EXPERIMENT 2025にてリーディング公演として紹介された。