概要
- 名称
- KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2024
- 開催期間
- 2024年10月5日(土)–10月27日(日)[23日間]
- 会場
- ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、THEATRE E9 KYOTO、京都府立府民ホール“アルティ”、京都市役所本庁舎屋上庭園、堀川御池ギャラリー ほか
- 主催
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京都国際舞台芸術祭実行委員会 [京都市、ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)、京都芸術大学 舞台芸術研究センター、THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)] 一般社団法人KYOTO EXPERIMENT
KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭は、2010年より京都市内で開催している舞台芸術祭です。国内外の「EXPERIMENT (エクスペリメント)= 実験」的な舞台芸術を創造・発信し、芸術表現と社会を、新しい形の対話でつなぐことを目指しています。演劇、ダンス、音楽、美術などジャンルを横断した実験的表現が集まり、そこから生まれる創造、体験、思考を通じて、新たな可能性をひらいていきます。
「えーっと えーっと」をキーワードに、世界各地の実験的な舞台作品を上演します。何かを思い出そうとするとき、誰かと会話をするとき、わたしたちは「えーっと」と言いながら、断片的な記憶を寄せ集めてことばにすることが多いのではないでしょうか。それは、空白を埋めることばであり、何かを考えたり探しているときのことばでもあります。他者へのあいだを埋めながら、記憶と対話をつないでいくためのことばでもあるかもしれません。過去と現在、他者と自分をつなぎ、次のことばを紡ぐための「えーっと」をキーワードとしてフェスティバルを展開します。
ごあいさつ
フェスティバルを構成する
3つのプログラム
フェスティバルが根ざす関西地域をアーティストの視点で探究し、未来の創造的な土壌を耕していくためのリサーチプログラム「Kansai Studies」、世界各地の実験的な舞台芸術を紹介する上演プログラム「Shows」、実験的表現とそれが生まれる背景や、いまを考えるトピックを扱うワークショップやトークが体験できるエクスチェンジプログラム「Super Knowledge for the Future [SKF]」の 3 つのプログラムでフェスティバルを展開します。
Kansai Studiesカンサイ・スタディーズ
京都発の国際フェスティバルとして、自分たちが立脚する「地域」について自覚的に捉え、フィールドワークを通して探求するプログラム。アーティストが中心となり、地域住民やプロデューサー、研究者と一緒に、京都や関西の文化を継続的にリサーチしていきます。活動を通じて生まれた思考の軌跡やプロセスは特設ウェブサイトに蓄積され、誰もがアクセスできるオンライン図書館として公開。未来のクリエイターや企画のためのナレッジベースや実験場、アイデアソースとなることを目指します。
Showsショウズ
国内外から先鋭的なアーティストを迎え、いま注目すべき舞台芸術作品を上演するプログラム。京都および関西における舞台芸術の変遷と動向に注目しながら、ダンス、演劇、音楽、美術といったジャンルを越境した実験的作品を紹介します。また、観客席と舞台の関係性、ジェンダーの境界線、パフォーマンスの主体における境界線、作品と創作プロセスの境界線など、舞台芸術をとりまくさまざまな境界線に対して、新たな問いを投げかける意欲的な作品にフォーカスしています。
Super Knowledge for the Future [SKF]スーパー・ナレッジ・フォー・ザ・フューチャー
アーティストは未来を予見する!? とりわけ実験的な舞台芸術作品と社会を対話やワークショップを通してつなぎ、新たな思考や対話、フレッシュな問題提起など、未来への視点を獲得していくプログラム。実験的表現が映し出す社会課題や問題をともに考え、議論し、現代社会に必要な智恵や知識を深めていきます。ここで獲得できるスーパー知識(ナレッジ)は、予測不能な未来にしなやかに立ち向かうための拠り所となるはずです!
これまでの
KYOTO EXPERIMENT
2010-2023